柏原市議会 > 2013-03-01 >
03月01日-03号

  • "JA大阪中河内"(/)
ツイート シェア
  1. 柏原市議会 2013-03-01
    03月01日-03号


    取得元: 柏原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成25年  3月 定例会(第1回)                 目次◇開議 午前10時0分 日程第1 報告第1号及び報告第2号並びに議案第1号から議案第21号まで     *日本共産党柏原会議員団代表質疑(橋本満夫)……………………… 103      理事者答弁      政策推進部長(北村達夫)………………………………………………… 107      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 107      経済環境部長(尾野晋一)………………………………………………… 108      都市整備部長(栗野秋光)………………………………………………… 108      学校教育部長(坂口郁夫)………………………………………………… 109      生涯学習部長(岡本彰司)………………………………………………… 110      市民部長(林 和彦)……………………………………………………… 110      市立柏原病院事務局長(石井秀幸)……………………………………… 111      上下水道部長(奥田隆一)………………………………………………… 111      再質疑(橋本満夫)………………………………………………………… 111◇休憩 午前11時14分◇再開 午前11時17分◇休憩 午前11時52分◇再開 午後2時50分 追加日程第1 議会運営委員会委員長報告(中野広也)…………………………… 126 追加日程第2 市長の発言の取り扱いについて……………………………………… 126 日程第1 報告第1号及び報告第2号並びに議案第1号から議案第21号まで     *市民・民主クラブ代表質疑(岸野友美子)……………………………… 126      理事者答弁      総務部長(塩野臣成)……………………………………………………… 129      政策推進部長(北村達夫)………………………………………………… 130      財務部長(渡辺耕次)……………………………………………………… 131      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 131      経済環境部長(尾野晋一)………………………………………………… 132      都市整備部長(栗野秋光)………………………………………………… 132      学校教育部長(坂口郁夫)………………………………………………… 133      再質疑(岸野友美子)……………………………………………………… 134◇休憩 午後4時30分◇再開 午後4時48分     *個人質疑(藤森洋一)……………………………………………………… 147      理事者答弁      総務部長(塩野臣成)……………………………………………………… 148      経済環境部長(尾野晋一)………………………………………………… 148      都市整備部長(栗野秋光)………………………………………………… 149      市立柏原病院事務局長(石井秀幸)……………………………………… 149      再質疑(藤森洋一)………………………………………………………… 150     *個人質疑(石橋 實)……………………………………………………… 153      理事者答弁      経済環境部長(尾野晋一)………………………………………………… 154      学校教育部長(坂口郁夫)………………………………………………… 155      生涯学習部長(岡本彰司)………………………………………………… 155      再質疑(石橋 實)………………………………………………………… 156     *個人質疑(山田辰義)……………………………………………………… 159      理事者答弁      健康福祉部長福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 159      行政委員会事務局長(村井保一)………………………………………… 160      上下水道部長(奥田隆一)………………………………………………… 160      都市整備部長(栗野秋光)………………………………………………… 161      再質疑(山田辰義)………………………………………………………… 161 採決   報告第1号(専決第1号) (承認)…………………………………… 163      議案第10号 (原案可決)………………………………………………… 163      議案第11号 議案第12号 議案第13号 議案第15号 (原案可決)… 163      議案第17号 議案第18号 議案第21号 (原案可決)………………… 163      議案第1号 議案第2号 議案第3号 議案第4号 議案第5号 議案第6号 議案第7号 議案第8号 議案第9号 議案第14号 議案第16号 議案第19号 議案第20号 (関係委員会付託)……………………………………………………………… 163◇散会 午後6時17分◯平成25年第1回柏原市議会定例会会議録(第3号)-----------------------------------◯平成25年3月1日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1 報告第1号 専決処分報告について            「専決第1号 平成24年度柏原市一般会計補正予算(第7号)」      報告第2号 専決処分報告について            「専決第2号 損害賠償の額の決定及び和解について」      議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算      議案第2号 平成25年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算      議案第3号 平成25年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算      議案第4号 平成25年度柏原市公共下水道事業特別会計予算      議案第5号 平成25年度柏原市介護保険事業特別会計予算      議案第6号 平成25年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第7号 平成25年度柏原市市立柏原病院事業会計予算      議案第8号 平成25年度柏原市水道事業会計予算      議案第9号 市道の路線認定について      議案第10号 平成25年度柏原市水道事業会計資本剰余金の処分について      議案第11号 嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第12号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第13号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について      議案第14号 柏原市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について      議案第15号 柏原市道路占用料条例の一部改正について      議案第16号 平成24年度柏原市一般会計補正予算(第8号)      議案第17号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)      議案第18号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)      議案第19号 平成24年度柏原市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第20号 平成24年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)      議案第21号 平成24年度柏原市水道事業会計補正予算(第1号) 追加日程第1 議会運営委員長報告 追加日程第2 市長の発言の取り扱いについて-----------------------------------◯出席議員(17名)              1番    石橋 實議員              2番    山田辰義議員              3番    小西節子議員              4番    山本真見議員              5番    橋本満夫議員              6番    岸野友美子議員              7番    奥山 渉議員              8番    大坪教孝議員              9番    田中秀昭議員             10番    欠員             11番    藤森洋一議員             12番    中村保治議員             13番    計盛佐登子議員             14番    堅木照久議員             15番    鶴田将良議員             16番    寺田悦久議員             17番    乾  一議員             18番    中野広也議員-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名            市長        岡本泰明            副市長       吉田茂治            教育長       稲田邦敏            水道事業管理者   松本健太            病院事業管理者   刈谷雄二            監査委員      西上康雄 政策推進部      部長        北村達夫            次長兼企画調整課長 福井 浩            市民ふれあい課長  一松孝博 総務部        部長        塩野臣成            危機管理課長    市川信行            情報政策課長    瓜生恵三            人事課長      田中 徹 財務部        部長        渡辺耕次            次長兼納税課長   坂野裕之            次長兼契約検査課長 諏訪幸広 市民部        部長        林 和彦 経済環境部      部長        尾野晋一 健康福祉部      部長兼福祉事務所長 植田眞功 都市整備部      部長        栗野秋光            公園緑地課長    東 光一 上下水道部      部長        奥田隆一 市立柏原病院     事務局長      石井秀幸 会計管理室      会計管理者兼室長  乾 至克 学校教育部      部長        坂口郁夫            次長兼指導課長   大橋敏昭 生涯学習部      部長        岡本彰司 行政委員会事務局   事務局長      村井保一-----------------------------------◯事務局出席職員    事務局長      山本昌晴            次長        塩谷 修            主幹        岡市朋子            主査        笠原秀保            事務局職員     栗田聖子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○乾一議長 おはようございます。 ただいまの出席議員17名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。 △開議 ○乾一議長 直ちに開議をいたします。 日程第1、報告第1号及び報告第2号並びに議案第1号から議案第21号までの23件を一括して議題とします。 昨日に引き続き、議案に対する代表質疑を行います。本日は日本共産党の代表質疑からであります。日本共産党を代表して、橋本満夫議員、登壇願います。     〔5番 橋本満夫議員 登壇〕(拍手) ◆5番(橋本満夫議員) おはようございます。5番議員の橋本満夫でございます。私は、提出されました議案に対しまして日本共産党柏原市会議員団を代表いたしまして、質疑をさせていただきます。議員の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。 さて、総務省が2月19日発表した2012年平均の労働力調査詳細集計によると、雇用者に占める非正規雇用労働者の割合は35.2%と、1984年の調査開始以来、最も高い割合になりました。前年に比べ0.1ポイント上昇しました。男女別で見ると、男性は0.2ポイント低下し19.7%、女性は0.1ポイント上昇し54.5%となりました。雇用者総数は5,154万人と、前年に比べ9万人減少しました。 このうち、正規雇用労働者は12万人減少の3,340万人、非正規雇用労働者は2万人増加し1,813万人と、調査開始以来最多となりました。パート・アルバイトは12万人増の1,241万人となり、契約社員、嘱託は354万人、派遣社員は90万人でした。失業期間が1年以上の完全失業者は107万人。年齢別に見ると、15歳から24歳の若年層は13万人、25歳から34歳は26万人となりました。若者の長期失業は依然として深刻な状態です。年間収入が200万円未満の雇用者は1,782万人でした。このうち非正規雇用労働者が1,369万人と、76.8%を占めています。 このような状態の中で、日本共産党は「賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直す」というアピールを発表しました。柏原市政にも大きく影響することなので、少し長くなりますが、ご紹介いたします。 働く人の賃金の低下と労働条件の悪化に歯どめがかかりません。昨年の勤労者の平均賃金は、1990年以降で最低となり、ピーク時の1997年より年収で約70万円も減っています。非正規雇用が労働者の3人に1人、若者と女性では2人に1人にまで広がり、年収200万円にも満たない労働者が1,000万人を超えています。 低賃金で不安定な働き方の非正規雇用の拡大は、正規雇用の労働者の賃金と労働条件の低下、長時間労働に拍車をかけています。この10年余りの間に平均でも月給の2カ月分程度の収入がなくなったのですから、ローンや教育費を初め労働者とその家族の暮らしの悪化は深刻で、賃上げと安定した雇用への願いはいよいよ切実です。同時に、賃下げと雇用不安が広がり続けている日本社会の現状は、世界の流れから見ても異常さを際立たせています。 賃金が長期にわたって連続的に減り続けている。こんな国は先進国の中でも日本だけです。日本は1997年からの14年間に働く人の所得が88%に減少しました。同時期に欧米諸国では、アメリカ178%、イギリス190%、フランス163%、ドイツ129%となっています。最低賃金は先進国で最低水準です。 日本の最低賃金は、全国平均時給749円にすぎず、フランス1,084円、イギリス928円、オランダ1,021円、アメリカ753円など、先進国で最低水準です。最低賃金で年間2,000時間働いても年収は150万円以下ですから、低賃金労働者を生み出しやすく、それが全体の賃金を引き下げる構造になっています。 同時に、賃上げと雇用の安定はデフレ不況の打開のためにも待ったなしの課題です。働く人の所得がふえてこそ、民間消費と国内需要を活性化させることができるからです。全労連も連合も、賃上げと安定した雇用の拡大を労働者の要求として掲げるだけでなく、デフレ不況打開のためとしても位置づけています。 1997年度比で日本企業全体の経常利益は2011年度には1.6倍にふえていますが、働く人の所得は9割以下に減少しました。同時期に輸出は1.25倍になりましたが、国内需要は約1割減少しました。国際競争力のためといって乱暴なコスト削減で輸出はふやしたけれども、働く人の所得は大幅に引き下げたために、国内需要が減少しデフレ不況の悪循環に陥っているのです。 それぞれの企業だけを見れば、売り上げの減少をコスト削減で乗り切る、人員削減や非正規雇用への置きかえで、当面の利益を確保することは合理的に見えます。しかし、日本中の大企業が同じことをすれば、国民の所得が減り、消費と内需を冷え込ませ、さらに売り上げが落ち込み、所得が減っていくという悪循環に陥ります。 今、必要とされていることは、働く人の所得をふやす方向に転じることです。大企業の内部留保の1%を切り崩すだけで、大きな賃上げが実施できます。鍵は、巨額の内部留保を社員の給与として、それぞれの企業が使う方向に動き出すことです。自社の内部留保のほんの一部を給与に回せば、ほとんどの大企業で賃上げが実現します。 例えば500億円以上の内部留保を持っている約700の大企業グループについて見ると、1%程度を切り崩せば8割の企業で月額1万円の賃上げが実施でき、月額5,000円以上であれば9割以上の企業で可能です。大企業は、人件費とともに下請・納入単価の強引な引き下げも行ってきました。これも消費と内需の減少による売り上げ減と相まって中小企業での賃下げにつながっています。乱暴な単価たたきをやめ、適正な単価にする。そのためにも各企業が内部留保を活用するべきです。 余剰資金を動かし、経済を活性化させる最良の道が、賃上げと雇用です。大企業の内部留保は、この10年間で100兆円も積み増しされ、260兆円にも達しています。人件費削減で目先の利益はふやしたものの、国民の所得が減り、市場が縮小したために、企業経営としての有効な使い道もなくしてしまいました。その結果、企業の内部に余剰資金として滞留する資金が急増していったのです。 企業の経営者には、自分の企業の目先の利益や株主への配当だけでなく、日本経済の成長の中で業績の回復を図る視点が必要ではないでしょうか。デフレ不況から抜け出すために、企業の社会的責任をどう果たすのかが今問われています。 日本共産党は、大企業の経営がどうなってもいいという立場ではありません。日本経済への巨大な影響力にふさわしく、社会的責任を果たす必要があると考えているのです。大企業、財界が、企業の社会的責任を自覚し、内部留保の一部を賃上げと安定した雇用をふやすために充てることを強く求めるものです。国民の暮らしとその最大の基盤である雇用を守ることは、政治の最も基本的な仕事であり、責任です。 ところが、安倍内閣には自公政権時代にみずからが進めた労働法制の規制緩和、非正規雇用の拡大など、働く人の所得を減らし続けた経済政策の分析も反省もありません。安倍内閣には、物価を2%上げるというインフレ目標はあっても、賃上げ目標はありません。企業の業績が回復すれば賃金は上がると言うだけです。しかし、失われた20年と言われる中でも、企業の業績が回復し、史上最高の利益を上げた時期もありましたが、その間も賃金は下がりました。 金融緩和などで一時的に円安や株高が起きても、働く人の所得増に結びつける努力がなければ、本格的な景気回復に向かうことはできず、ミニバブルで泡と消えてしまいます。働く人の所得をふやすために何をすべきか。この日本経済が直面している問題に政治が真正面から取り組まなければ、デフレ不況から抜け出すことはできません。 日本共産党は、政府として賃金を上げる目標をしっかり持ち、賃上げ施策を進めることを求めるものです。大企業による単価の買いたたき、一方的な発注中止をやめさせ、大企業と中小企業が公正に商売できるルールを独占禁止法の強化などによってつくることは、中小企業の経営を安定させ、労働者の賃上げにつながる重要な施策になります。 今、政府自身が賃下げを促進しデフレ不況を加速させるような政策は、絶対にとるべきではありません。公務員賃金の引き下げは、それだけで1兆2,000億円ものマイナス経済効果となりますが、何よりも民間賃金の引き下げに連動します。また、生活保護基準の切り下げは、最低賃金の抑制、引き下げに連動します。賃上げと安定した雇用の拡大こそ、デフレ不況を打開し、経済も産業も立て直す道です。日本共産党は、働く人の所得をふやすという大きな一致点で、幅広い国民各層の中で対話と共同を進めることを呼びかけるとともに、その先頭に立って奮闘します。 長くなりましたが、国民全体の所得をふやすことは待ったなしの重大な問題です。柏原市の収入を見ても、平成9年時の個人市民税は43億円ありました。それまでは右肩上がりにふえていました。人口も8万人を超えていました。しかしながら、平成9年をピークに減り続け、25年度の予算では個人市民税は約33億円しか計上されていません。約10億円の減です。人口もついに7万3,000人を割りました。 今、政治に求められていることは、国政では国民の所得をふやすこと。柏原市では、いかに市民人口をふやすための施策を行い魅力ある柏原市政にしていくのかが問われています。このことを念頭に置き、今回は骨格予算であるということも考慮し、6月の補正予算にも期待をしつつ質疑をさせていただきます。 整理番号51、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目5企画費、亀の瀬地区草刈業務委託料480万円については、内容をお尋ねいたします。 整理番号52、款3民生費 項2児童福祉費 目5子ども医療助成費子ども医療費助成事業では、長年の要望が実現し、24年度からは入院が小学校卒業まで拡充され、多くの保護者の方も喜ばれています。そこで、中学校卒業までの事業拡大の考えについてお尋ねいたします。 整理番号53、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、妊婦健康診査委託料の内容についてお尋ねいたします。 整理番号54、款6商工費 項1商工費 目2商工業振興費商工業振興事業について、取り組みをお尋ねいたします。 整理番号55、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費556万2,000円について、維持管理の考え方をお尋ねいたします。 整理番号56、款7土木費 項4下水道費 目3河川改修費、井戸水揚水ポンプ管理業務委託料、恩地川の景観について取り組み内容をお尋ねいたします。 整理番号57、款9教育費 項2小学校費 目3学校建設費、小学校校舎耐震化事業について、内容と今後の計画についてお尋ねいたします。 整理番号58、款9教育費 項3中学校費 目1学校管理費、安全・安心・おいしい中学校給食を平成26年4月から提供するに当たり、学校現場でどのようなことを大切にし取り組んでいくのか、お考えについてお尋ねいたします。 整理番号59、款9教育費 項3中学校費 目3学校建設費、中学校校舎耐震化事業について、内容と今後の計画についてお尋ねいたします。 整理番号60、款9教育費 項5社会教育費 目2青少年対策費、放課後児童会事業については、この間、要望をしてまいりましたが、時間を延長する考えについてお尋ねいたします。 整理番号61、議案第2号 平成25年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算については、7月に本決定される保険料についてお尋ねいたします。 整理番号62、議案第7号 平成25年度柏原市市立柏原病院事業会計予算については、市民に信頼され、頼りにされるための病院運営についてのお考えをお尋ねいたします。 整理番号63、議案第8号 平成25年度柏原市水道事業会計予算、収入、款1事業収益 項1営業収益 目1給水収益、平成25年度から企業団の受水費が3円引き下げになります。そこで柏原市としても水道料金を引き下げるべきであると考えますが、お考えについてお尋ねいたします。 以上で、私の1回目の質疑とさせていただきます。ご静聴、ご協力ありがとうございました。 ○乾一議長 日本共産党代表者の質疑に対し、答弁を求めます。     〔北村達夫 政策推進部長 登壇〕 ◎北村達夫政策推進部長 おはようございます。私からは、日本共産党ご代表、橋本満夫議員の議案に対する代表質疑のうち、整理番号51についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款2総務費 項1総務管理費 目5企画費、亀の瀬地区草刈業務委託料の480万の内容についてお尋ねでございます。 亀の瀬地区につきましては、昨日の他会派への答弁にもお答えいたしましたとおり、自然あふれる市民の憩いの場を創出すべく、緑の再生、森の再生を行うため、本格的な上面利用の時期に先行して、試験的に市民や企業、NPO法人などとの協働、さらには大阪府中部農と緑の総合事務所の協力も得、桜や梅、クヌギやコナラ、エノキなどの樹木を約1,000本の植樹を行い、また将来的にさまざまな活用が図れるよう、レモンの苗木約2,200本を市民の皆様と協働で植樹してきたところでございます。 ご質疑いただいております亀の瀬地区草刈り業務の内容でございますが、これらの植樹区域の草刈りなどの維持管理につきましては、平成24年度におきまして、できるだけ支出を伴わないよう努めるべく、市民ボランティアを募り、実施いたしましたが、参加者が少ないこと、面積的、地形的に作業が困難であったことから、十分な草刈りを行うことができませんでした。 したがいまして、平成25年度におきまして、現在の植樹区域の約7ヘクタールのうち、草刈りを必要とするエリアについて、シルバー人材センターへの委託を想定しており、年6回、計480万円を予算計上させていただいたものでございます。 なお、今後も引き続き国・府・市の3者でよりよい上面利用の方法を検討するとともに、今後、最も大きな問題となる維持管理費につきましても、市の負担が軽減できますよう協議してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号52、53について答弁申し上げます。 まず、整理番号52でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款3民生費 項2児童福祉費 目5子ども医療助成費子ども医療費助成事業の中学校卒業までの事業拡充の考えについてでございます。 本市では、子どもの医療費の助成につきまして、平成24年度から就学前児童の入通院に係る費用の助成に加え、入院の場合の助成対象を小学生修了前まで拡大して、さらなる子育て支援施策の充実を図っているところでございます。 現在までの小学生の入院に係る助成の実績でございますが、9カ月間で67件、支払い額は367万4,823円となっております。これを月平均にしますと約7件、1件当たりの平均助成額は約5万5,000円となっており、入院による多額の経済的負担の軽減を図ることにより、安心して子育てできる環境づくりに寄与できているものと考えております。 なお、現行制度のさらなる見直しにつきましては、本市の財政状況や事業効果等を踏まえ、今後検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号53でございます。質疑要旨は、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、妊婦健康診査委託料の内容についてでございます。 妊婦健康診査は、妊婦が妊娠初期から出産直前までに受けることが必要な健診回数を14回として実施しております。平成25年度の公費負担額につきましては、妊婦1人当たり6万400円といたしております。 その内訳は、血液検査を初め多くの検査が行われる1回目については、HTLV-1抗体検査とクラミジア抗原検査を加算して8,400円とし、2回目以降の残り13回分につきましては、1回当たり負担額を4,000円とし、合計14回で6万400円となっております。よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 経済環境部長 登壇〕 ◎尾野晋一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号54につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款6商工費 項1商工費 目2商工業振興費商工業振興事業について、平成25年度の事業の取り組みについてお尋ねでございます。 平成25年度の一般会計予算につきましては、骨格予算のため、具体的な商工業振興事業に関する予算を計上させていただいてはおりません。商工業振興事業につきましては、これまで市商工会へ交付する商工会補助金や地域小規模活性化推進事業補助金を活用して、商工業の事業者みずからが主体的に事業展開できるよう、市商工会と連携しながら進めてまいりました。 平成25年度につきましても、市商工会との連携を維持しながら、当該補助金を活用し、これまで実施されてきた事業内容の精査や費用対効果を検証した上で、事業内容を決定してまいりたいと考えております。 また、新たな商工業振興事業につきましては、財政的な制約がある中、可能な範囲で取り組んでまいりたいと考えております。 いずれにしましても、平成25年度の商工業振興事業の内容につきましては、新市長から次回定例会に上程させていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔栗野秋光 都市整備部長 登壇〕 ◎栗野秋光都市整備部長 続きまして、私からは整理番号55番及び56番につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号55番でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費の556万2,000円についてでございます。 竜田古道の里山公園は、平成23年4月に開設して、この4月で3年目を迎え、市民の皆様に親しんでいただいております。そこで、平成25年度で予算をお願いしております維持管理費の内容でございますが、公園事務所に中心となる嘱託職員1名を配置するとともに、維持管理に必要な水道代や電気代、機械の修繕料及び保険料、浄化槽の管理委託料、公園の維持補修用の原材料費等の予算をお願いしているものでございます。 しかし、公園は面積が3.5ヘクタールと広く、嘱託職員1名では公園としての機能管理ができないことから、他の嘱託職員を派遣することも検討しながら、公園をより良好な状態に保ち、来園者が安全・安心・快適に利用していただけるよう管理運営を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号56番でございます。質疑要旨は、項4下水道費 目3河川改修費、井戸水揚水ポンプ管理業務における恩智川の景観対策についてでございます。 この恩智川は、大県橋より上流側は柏原市、下流側は大阪府により管理されており、以前より水量及び流速の不足と生活雑排水の流入による水質の悪化について対策を講じてまいりました。市の管理区域におきましては、川底の一部を掘り下げ、通常水が流れる幅を狭めることにより、流速を速め、その部分に比較的大きな石を敷き詰め、その間を水が流れることにより、水質浄化が行える施設を設置しております。 また、大阪府管理の区域につきましては、柏原市内に3カ所の井戸を掘り、ポンプによりくみ上げた地下水を流入させることにより、水量を増加させ、さらに流水幅を狭め、自然の水質浄化作用を取り入れるなど、景観に配慮した多自然型護岸施設が設置させております。 本市としましては、今後とも大阪府に対しまして地元の意向を踏まえ草刈り等の維持管理作業の要望をしてまいりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔坂口郁夫 学校教育部長 登壇〕 ◎坂口郁夫学校教育部長 続きまして、私からは整理番号57、58及び59の3件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号57でございますが、議長、59と一緒に答弁申し上げてよろしゅうございますか。 ○乾一議長 はい、結構です。 ◎坂口郁夫学校教育部長 それでは、整理番号57、59、いずれも質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款9教育費 項2小学校費及び項3中学校費 目3学校建設費、小中学校校舎耐震化事業についてでございます。 小中学校校舎の耐震化工事につきましては、平成28年度には全て完了できるよう鋭意進めているところでございますが、まず対象となっている校舎棟の2次耐震診断を平成26年度までに終了し、その結果に基づいて耐震化工事を進めていく予定でございます。 平成24年度末現在での耐震化率は59.1%となっており、平成25年度におきましては、小学校2校、中学校2校の計4校の校舎5棟の耐震化工事を実施し、耐震化工事完了後の耐震化率は66.7%になる予定でございます。また、2次耐震診断につきましては、小学校2校、中学校2校の計4校の校舎6棟を実施いたします。 さらに、耐震化工事設計業務委託として、小学校3校の校舎5棟の実施設計を行う予定でございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号58でございます。質疑要旨は、款9教育費 項3中学校費 目1学校管理費、中学校給食についてでございます。 平成26年度の中学校給食実施に向け、本年度は中学校給食実施検討委員会を立ち上げ、実施に向けての課題の検討や先進校の視察、各校での今後の取り組みについて検討を進めてまいりました。 平成25年度は、各中学校で食育推進委員会を設置するなど、保健・安全の観点から食に関する指導体制を整備し、食物アレルギーや給食時における衛生面など、食の安全に関する研修を行うとともに、生徒がみずからの食生活を考え、地域の産物にも目を向けることができるような食育指導を充実させてまいります。 また、平成26年2月ごろまでに、各中学校において、いずれかの1学年で1回程度、給食の試食を実施する予定であり、スムーズな中学校給食の導入と運営に努めてまいります。 また、学校だより等によって、食に関する情報を家庭にも配信し、学校給食における学校・家庭・地域の連携に努めていきたいと考えます。 教育委員会といたしましては、学校給食の意義及び役割を踏まえ、豊かで魅力のある安全・安心な学校給食実施に向けて取り組んでまいります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔岡本彰司 生涯学習部長 登壇〕 ◎岡本彰司生涯学習部長 続きまして、私からは整理番号60につきまして答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款9教育費 項5社会教育費 目2青少年対策費、放課後児童会事業の拡充についてお尋ねでございます。 放課後児童会は、保護者が就労等により昼間家庭にいない小学校1年生から3年生(障害のある児童につきましては4年生)までの児童に対し、授業終了後等に適切な遊びや生活の場を与え、その健全な育成を図るため、市内全小学校で実施しております。 開設時間につきましては、現在、児童の安全を図るため、明るいうちに帰宅できる時間帯ということで、午後5時(11月から12月は午後4時45分)まで実施しておるところでございます。 議員ご質問の開設時間の延長につきましては、これまで他の会派議員も含め何度かご質問を賜っているところでございますが、保護者の雇用形態の多様化や核家族化という社会情勢が変化している現状の中、教育委員会といたしましても重要な課題と認識をいたしているところでございます。 しかしながら、実施に向けましては、開設時間の延長に伴い、帰宅時の児童の安全の確保の問題や、また保護者負担金の増加、あるいは児童会指導員の雇用・待遇に係る経費等さまざまな課題が数多くありますことから、これまでも種々検討を重ねてまいったところでございますが、今後も一層検討を続けてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔林 和彦 市民部長 登壇〕 ◎林和彦市民部長 続きまして、私からは整理番号61についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第2号 平成25年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算、質疑要旨は、歳入、款1国民健康保険料 項1国民健康保険料 目1一般被保険者国民健康保険料、7月に本決定される国民健康保険料についてでございます。 まず、本市の国民健康保険事業につきましては、平成21年度から平成23年度の3年間において単年度黒字を計上することができました。平成24年度も引き続き単年度黒字が計上できるよう進めてまいりたいと考えております。 しかしながら、平成24年度当初における累積赤字額が依然約8億2,400万円あり、平成25年度も大変厳しい事業運営を強いられるものと予想しております。医療費の適正支出と保険料収納率の向上及び人間ドックや特定健診の推奨などの事業を今年度も積極的に実施し、累積赤字の解消に取り組んでまいる所存でございます。 さて、お尋ねの平成25年度の保険料につきましては、国保加入者の方々の平成24年中の所得額及び世帯数、被保険者数が確定いたしましたら、条例の規定に基づき算定し、7月に本決定を行う予定でございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号62についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第7号 平成25年度柏原市市立柏原病院事業会計予算、質疑要旨は、市民に信頼され、頼りにされるための病院運営についてでございます。 市民に信頼され、頼りにされる病院となるためには、まず医療レベルをより一層向上させること、次に病院環境の整備を図ることが必要不可欠であり、この2点を継続し発展させるには健全な病院経営が求められるものと考えております。 市立柏原病院におきましては、市民に信頼され、頼りにされる病院となるためのこれらの条件を達成することを目的とし、医師、看護師、コメディカル、事務局が一体となり、本年度におきましては、まず市立柏原病院八策を策定し、この八策に基づいた市立柏原病院新改革プランを策定いたしております。 今後は、この新改革プランを全職員が一丸となって着実に実行し、一層の安心で安全な医療の継続的な提供を行うための経営の安定化を図り、市民の皆様に信頼される病院を目指してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔奥田隆一 上下水道部長 登壇〕 ◎奥田隆一上下水道部長 続きまして、私からは整理番号63番についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第8号 平成25年度柏原市水道事業会計予算、質疑要旨は、水道料金の値下げについてでございます。 企業団の用水供給料金の値下げにつきましては、平成25年2月14日に開催されました第1回大阪広域水道企業団議会2月定例会におきまして、1立米当たり現行78円を75円へ3円値下げすることが議決されました。 このことによります本市への影響でございますが、本市の平成25年度の給水量計画は、企業団水が全体の約4割で、給水量にしまして約350万立米を企業団から購入する予定でございます。企業団水が3円値下げされることによりまして、受水費は約1,000万円減少するものと見込んでおります。 しかし、一方で平成25年4月から関西電力の値上げが予定されており、動力費等が約1,200万円増加する見込みでございますので、企業団水の値下げの効果は相殺されるものと考えております。 本市水道事業では、給水収益が減少傾向にある中、引き続き現状の水道料金で安全かつ良質な水道水を市民の皆様に供給するため、自己水の積極的な活用及び水道施設の更新を計画的に進めるなど、健全経営に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○乾一議長 以上で一通りの答弁は終わりました。橋本満夫議員、再質疑ありませんか。 ◆5番(橋本満夫議員) ご答弁ありがとうございました。 それでは、整理番号順に再質疑を行います。 整理番号51、亀の瀬地区草刈業務委託料480万についてお聞きしました。ご答弁では、24年度は支出が出ないようにボランティアを募ったが、人数が少なく、広さや地形的に作業が困難で十分な草刈りができなかったので、シルバー人材センターへ委託する予算というものでした。 昨年の9月議会で、部長はこんな答弁をされています。「現在まで植樹いたしました区域の草刈りなど維持管理につきましては、当初の目的であった原点に立ち戻り、できるだけ支出を伴わないよう市民の皆さん、企業の方々のボランティアを基本とし、草刈りボランティアを募って実施しておりますが、ボランティアによる草刈りでは困難なところもありますことから、あわせてシルバー人材センターへの委託も考慮してまいりたいと考えています」という昨年の答弁でした。 私は今回、事業を進めていく上での柏原市の計画と見通しについて考えていきたいと思います。 昨年の9月時点で、できるだけ支出を伴わないようにという形で、ボランティアを基本とし、ボランティアによる草刈りが困難なところはシルバー人材センターへの委託も考えたいという答弁やったのに、半年もたたない今回、ボランティアを募ったが、人数が少なく、広さや地形的に作業が困難で十分な草刈りができなかったので、シルバー人材センターへ委託するということです。竜田古道でも草刈りでボランティアがなかなか集まりにくいこととか、亀の瀬の土地が広いことも地形的にも最初からわかっておったと思います。 そこでお聞きしたいんですけれども、この事業に対して、どんな計画とどんな見通しをお持ちだったのかお聞きいたします。
    北村達夫政策推進部長 お答えいたします。 答弁の中にも申し上げていましたように、この亀の瀬地区につきましては、当初の計画からかなり見直しが出てきたということは事実でございます。地域に例えばモニュメントでありますとか建物をつくるのではなく、森の再生、緑の再生ということで方向変更して、最終的には昆虫なども生息できて、子どもからお年寄りまで憩ってもらうとか遊んでもらうという形で計画を進めてまいっております。 先行して植樹も行っております。先行して植樹した分につきましては、最終的に正式に上面利用するまでの暫定的な覚書の中で柏原市が維持管理をするということで、その分につきましては、先ほどおっしゃったように基本的にはボランティアを基本として進めていきたいと。できるだけ費用を使わないということで、24年度もボランティアを募集して実施してきたわけでございます。 ところが、なかなかやっぱり厳しいということで、一部シルバーの委託も考えていきたい、お願いしたいなということで申しまして、今回それをお願いしたということでございます。 現在、国・府と協議している中で、最終的には柏原市が上面利用する面積または区域、またその利用の仕方というのは、現在まだ協議中でございまして、その中で強く要望もしておりますけれども、国・府の維持管理費の負担をきちっと確約した上での今度の利用計画ありきかなということで今考えておりますので、植樹を一部しておりますけれども、最終的な形につきましては、その管理形態につきましても議会のご意見を聞きながら進めていきたいなということで、今のところエリアであるとか最終的にどういう形であるかというのは確定しておりませんので、今後そういう形につきましては議会の皆さんのご意見を聞きながら進めていきたいと思っております。 ◆5番(橋本満夫議員) 議会のご意見をお聞きするということで、そのために1点あと聞きます。 次に、見通しというか、目的の問題です。最終的には、自然あふれる市民憩いの場にする。そのために植樹して、森をふやす。 お聞きしますが、自然あふれる市民の憩いの場になるには、あと予算が幾らかかって、あと何年かかり、本当に柏原市民にとって自然あふれる市民の憩いの場になるとお考えでしょうか。お尋ねいたします。 ◎北村達夫政策推進部長 お答えいたします。 先ほど申しましたように、区域または最終的な利用形態、まだ確定していない状態の中で、期間と費用を明確にお答えすることは今ちょっとできませんけれども、既にそういう植樹している花の咲く木であるとか、実の成る木であるとか、それが実際皆さんに楽しんでいただけるという時期につきましては、若干やっぱり年数がかかるのかなというふうには考えております。 あと、費用の面につきましても、最終的な上面利用を正式にするまでには、先ほど申しましたように市の管理というのは必要ですけれども、正式な上面利用をするときには、必ず国・府のそういう維持管理費を確約した上で進めていきたいというふうに考えておりますので、その辺、大きな費用というのは今のところそんなに要らないのかなと。 それと、あと国が2年間まだ工事をやっておりますので、その間で場内の区域内の道路であるとか、または出てきましたJRのトンネル、市の文化指定された、そういうことも今後皆さんに見ていただけるための照明であるとか、通路であるとか、手すりであるとか、その辺も国のほうにはしていただくように今要望しております。 だから、そういうことで、できるだけ柏原市の費用の負担のないようには今協議しているという状況でございますので、明確にどれぐらいかかるということにつきましては、今のところちょっとまだお答えできないということです。 ◎岡本泰明市長 これは担当の部長ではちょっとわからん面があると思うんですよ。 初め、あそこの利用について、大和川の工事事務所の所長は3代、4代かわっております。当初の所長は、要するにあそこに木を1本植えるにしても許可をくれなかったんです。しゃくし一杯まく水でもあかんということで、要するにあそこはどうしても使わせてくれなかったんです。 そこで、いろんな交渉をやりまして、とにかく今までのようにそういうモニュメントをつくったり、室生寺のところに国が地すべり対策で行った公園があります。その公園も見学に行きました。そしたら、スペインの高名な作家が、万博にある岡本太郎さんの太陽の塔のような造作物、またはすべり台、そしていろんなそういうものが飾ってありました。その飾ってあるところが全く使われていないということで、そのときに見学に行った最大の理由は、そういうモニュメントをつくらないと。あそこを自然の森に返そうと。 要するに、草もこれぐらいの草を生えるようにして、キリギリスやバッタやそういうものが行き交うようにしようと。クヌギ、コナラ、ナラ、そういうものを植えますと、カブトムシ、それからクワガタ、そういうものがあそこに住みつくと。そうしましたら、子どもが自然に親しんで、あそこで遊んでくれると。そういうことが目的やということにしまして、大和川の工事事務所に、とにかく木を1本植えさせてほしいと、そういうようにお願いをいたしまして、2年かかって、人の名前は言いにくいんですが、Fという東大出のキャリアの所長が来まして、たまたま私のいとこの子どもが東大同期で、国交省も同期入省やと。そういう近しさもありまして、そこへ木を植えてよかろうと、そういう判断をしていただいて、木を植えさせてもらいました。 そのときの話は、ちょっと誤解を与えるからゆっくり話はできないんですけれども、誤解を与えるかもわかりませんけれども、市が使うところは、市が当然草を刈るがなと。そこまで国に刈ってくれと言えへんと。ナラを植えた。クヌギを植えたと。そのところは市が草ぐらい刈るから、その土地を使わせてくれと。そういうお願いをしましたんです。 その上で、それじゃ、使ってよろしいという結果をもらって、あそこに植樹を今現在いたしております。それは、クヌギ9年と言いまして、9年たてばクヌギは一人前の木になります。だから最長9年かかると。それから、ナラも大体それぐらいの年月で一人前の木になると。そしたら、カブトムシやクワガタ、またいろんなコガネムシや、そういったものが生息すると。そしたら子どもがあそこにカブトムシ取りに行ってくれると。 それで、ご承知のようにお立ち台のほうへ行きますと、それはもう桜の時期でなりますと大変美しいでしょう、橋本議員、美しいでしょう。そこへ来ておられる人はどこの人やと。ほとんど奈良ナンバーです。大阪ナンバーではないんです。奈良ナンバーの人があそこでバーベキューをしたり焼き肉をしたり何かして大変なにぎわいです。 だから、あそこと留所山と御座峰と、そしてまた水仙郷と一本ずっとつないで、農と緑の大阪府の部署と協力をしながら、東山を何とか人が他市から来てくれないかと。呼び寄せようと。そういう一つの観光資源として活用したいと。何年先にどうなるかということは、それは今のところ言えませんけれども、目標はそこへ向かってやっております。 それで、要するに部長からも話がありましたように、まだ国と府と市が協議が調っておりません。だから、草刈り代はどこが出すか。市はどこを使うか、どんだけ使うかということは、まだ調っておりません。 それは、一番最初に申しましたように、とりあえず今植えさせてくれと。なぜか。木が大きくなるのに時間がかかると。協議が調ってから木の苗を植えたって、もう俺の命はないと。それよりも一年でも早く植えさせてくださいというところから話が始まっておるんでございます。 だから協議は、きのうも他会派の議員の答弁の中でも申しましたように、来週の火曜ぐらいに、3者で最後の話し合いをするということの日程を組んでおりますので、そのときに進展するかどうかわかりませんが、今、橋本議員がおっしゃっているいろんな意向をその中に入れてというふうにも考えておりますので、どうぞよろしくご理解いただきたいと思います。 ◆5番(橋本満夫議員) 今いろいろ言われましたけれども、まだまだわからない状態。柏原市は市域の3分の2が山間地、身近な山でもカブトムシもクワガタもおるし、キリギリスもいっぱい鳴いています。この問題、委員会で引き続きいきます。 整理番号52、子ども医療費助成事業では、中学校卒業まで拡充する考えについてお聞きしました。ご答弁でもありましたが、財政状況と事業効果を見ていきたいというご答弁でしたけれども、この点で2点お聞きしたいと思います。 中学校卒業するまで拡充するためには、入院でしたらあと予算的には幾ら必要でしょうか。 ◎植田眞功健康福祉部長 現行の小学生までに対する入院時の医療費の助成費用が年間410万円と試算しております。これを中学校卒業までに拡大した場合は490万円ぐらいと見ておりますので、その費用の差額、年間約80万円程度になると見込んでおります。 ◆5番(橋本満夫議員) あと80万円あったら中学校まで拡充できるというお話です。 次に、事業効果も見ていきたいというお話でしたけれども、今、現段階でこの医療費助成制度の事業効果、どのようにお思いでしょうか。 ◎植田眞功健康福祉部長 現行のままで中学生までに延ばした場合でしたら80万円程度ですので、比較的少ない金額で実施できるという考え方もありますし、また半面、件数が少ないものでニーズが余りないのではないかなという考え方もあると思います。 参考までに府内各市の状況を申し上げますと、中学校まで入院費の助成を行っておりますのは、33市中の11市でございます。その動向もまた見て検討したいと考えております。 ◆5番(橋本満夫議員) 事業効果は、昨年9月議会と12月議会で、同会派の山本議員が、子どもの歯科治療を例に挙げ、幼稚園、小学校、中学校に上がるにつれて、歯科検診で要治療の勧告を受けても受診率がどんどん下がっていっていることも指摘しました。今回は、病気の重症化防止にも効果があることについてちょっと触れたいと思います。 都道府県に先駆けて群馬県が中学校卒業するまで入院通院とも医療費を完全無料化しています。これは2009年からやられています。昨年の7月に群馬県として保護者にアンケート実施を行いました。保護者の意見では、子どもがぜんそくとアレルギーを持っているので、とてもありがたい。無料化のおかげで、ひどくなる前に受診し、薬を使ってコントロールできたので、今はほとんどぜんそくの発作もなく、運動部で頑張っている。早期に十分な治療を受けられることは、重症化を防ぎ、他のお子さんへの感染を予防しているはずである。少子化対策にもなる上、子どもの将来の健康につながると思うなど、声が上がっています。 また、「子ども医療費助成事業はどのような点で生活に役立っていますか」の問いでは、「子育て家庭の経済的負担が軽減される」が71.5%、「安心して早期に治療が受けられ、子どもの健全な成長が促進される」が67.9%と、経済的負担の軽減と早期治療に効果があることの結果が出ています。 このように先駆けて無料化されている群馬県のアンケートでも効果が出ているんです。効果があるからこそ、先ほど部長が答弁されたけれども、今、大阪府下の中でも、この医療費助成の充実をさせている市町村がどんどんふえています。お隣の藤井寺市、八尾市でも、入院は既にもう中学校卒業まで助成されています。という中では、ぜひともやっぱり柏原市でも、ご答弁でもあと80万の予算があったら中学校を卒業するまで医療費助成を拡充できるという意味では、どうか検討をお願いいたします。 次、整理番号53、妊婦健康診査委託料の内容についてお聞きしました。公費負担額は6万400円という答弁でした。柏原市では大体年間600人ぐらいの赤ちゃんが生まれているんですけれども、24年度の時点で、1人当たりの補助金が同じく6万400円で、これは24年度当時やったら大阪府下の市町村でも平均よりちょっとだけ下回るのが柏原市の6万400円でした。 その当時は10万円を超す自治体も5自治体しかありませんでした。ほんで、この間、一般紙でも新聞報道されていますけれども、この25年度は、かなり多くの市町村でこの制度を拡充させて10万円を超す自治体がどんどんふえています。そういう中で、部長は今年度、大阪府下の妊産婦の助成額の現状をどこまで認識されているでしょうか。 ◎植田眞功健康福祉部長 大阪府内のいろいろ各市の状況はよく研究しております。議員おっしゃったように府内の平均が6万7,700円となっておりますので、柏原はそれよりも低いと。まだ低い市もございますけれども、来年度に向けていろいろと各市検討しているようでございますので、その辺をよく見きわめて考えてみたいと思います。 ◆5番(橋本満夫議員) 各市の状況を見きわめるというお話です。 第4次柏原市総合計画でも重点目標の健康づくりの主要施策の母子保健事業の充実の中に、安心して子どもを産み育て、親と子がともに成長できるように妊産婦や乳幼児の母子保健の充実を図ると書かれています。 冒頭でも発言しましたけれども、今、柏原市に問われていること、問題はやっぱり人口をどないしてふやしていくのか、子育て世代にどないして柏原市に来てもらうのか。きのう他会派の質問でもあったけれども、500人が毎年流出しているという中では、やっぱり子育て世代にとって魅力ある柏原市にすることが必要と思います。 柏原市で子どもを産み育てたいと思える柏原市にすることという中では、25年度の当初予算では6万400円というのは、今回まだ他市、決定していませんけれども、八尾市でもいきなり10万500円まで今予算計上しています。藤井寺市は24年度から10万円という中では、かなりこれは今4月時点で差がつけられると思います。 という中では、部長も言われたけれども、今回大阪府下、かなりの市町村が上げられる。この状態やったら柏原市はほんまに下から数えたら早いぐらいの部分になるんで、この制度、ぜひとも拡充も他市の状況も見て考えるようにお願いいたします。 続きまして、整理番号54、商工業振興事業についての取り組みをお尋ねいたしました。骨格予算のため、具体的な予算は計上されず、6月議会で上程するという答弁でした。私はこれが問題かなと。骨格やから10万円しか上げられていない。いかに独自の施策が継続的に行われていないかがあらわれていると思うんです。6月までは10万円で商工業をやらなあかんという中で、また総合計画です。総合計画は柏原市の一番最上位の計画です。 部長にお聞きしたいんですけれども、総合計画で施策目標4の産業のところで、重点目標1の商業、重点目標2の工業で何が書かれていますか。お尋ねいたします。 ◎尾野晋一経済環境部長 お尋ねの重点目標1、商業につきましては、魅力的な商業地が展開され、多くの人たちでにぎわっていると。また、重点目標2、工業におきましては、個性ある工業が育ち、地域産業を牽引していると。このように明記されています。 ◆5番(橋本満夫議員) 今、部長が答弁していただいた形になっていない。にぎわっていない。どんどん商店が閉まっていく。事業所も廃業されているのが、今の状態です。 先ほども指摘しましたが、人口をふやすための取り組み、子育て支援も重要です。でも、やっぱり産業の振興もすごく大切になってくると思います。そういう中で、担当部長としては、先ほどおっしゃった総合計画に書いている工業、商業の目標を達成するためには何が必要だと思われるでしょうか。お尋ねします。 ◎尾野晋一経済環境部長 理想論的に申し上げると、なかなか難しい問題やと思います。ただ、必ずしも全てがこのような目標にならなくても、一応総計の中にも主要施策ということで、例えば商業におきましても、商業基盤の整備であるとか、また商業組織の活動の推進など諸項目を挙げております。 確かに我々がやっている事業というのは、それら主要施策にぶら下がるという言い方はおかしいですけれども、それにつながる事業として考えております。ですから、今回ちょっと予算の関係、当初から組んでおりませんが、例えば地域小規模活性化事業であるとか、これまでやってきた事業を平成25年度におきましても予算化して進めていくことが重要ではないかと、このように認識をしております。 以上です。 ◆5番(橋本満夫議員) 本当にもう部長に頑張っていただきたいというか、まずはやっぱり市内の商店とか各事業所が元気になってもらわなあかん。元気になって、もうかってもらったら、市税収入がふえるんです。 という中で、そのために柏原市として、やっぱり独自の産業施策、柏原市の事業所さんに見合った、柏原市で商売されている方に見合った、この環境、条件に見合った何が必要やという施策打っていかなあかん。そういう中では、やっぱり各事業所さん、商店の声も、市の職員さんみずからが聞いていくことも私は必要やと思うし、この間、本会議でも、議会でも何回も取り上げさせていただいていますね。 今、全国的に実施されている住宅リフォーム助成制度も提案させていただいたし、中小企業の振興条例も、今、他市では、そういう条例をつくって産業施策を進めている市のことも紹介させてもいただいています。ぜひとも商店街、事業所さんが元気になるために、どう柏原市として施策を打っていくのか。これもまた6月の議会でも補正でも待っていますので、どうかよろしくお願いいたします。 次、整理番号55、竜田古道の里山公園維持管理費556万2,000円について、維持管理の考え方をお聞きしました。ご答弁では、嘱託職員1名を配置し、1名では公園は広く管理することができないので、他の嘱託職員の派遣も行うというものでした。 今回、5名分で約1,000万ほど嘱託職員の人件費が組まれています。お聞きしたいのですけれども、今回、環境事業組合からの歳入はあるのでしょうか。 ◎栗野秋光都市整備部長 1月31日に開催されました組合議会の中におかれましても、本件に関します歳出は計上されていないということでございますので、歳入は今のところはございません。 ◆5番(橋本満夫議員) 歳入は含まれていないということですね。 昨年の24年度の3月議会で、竜田古道の里山公園維持管理費の執行について、附帯決議を全ての議員の賛成で可決しました。 内容は、竜田古道の里山公園は、柏羽藤環境事業組合の最終処分地の跡地を公園化したものであり、跡地管理及び公園整備については同組合を形成する3市が共同で出資することが合意されている。よって当該予算の執行については相当額の出資を当該組合に求めることという附帯決議でした。にもかかわらず、この25年度も組まれていない。 副管理者である岡本市長にお聞きします。なぜ組合からの歳入はないんでしょうか。 ◎岡本泰明市長 それは、去年の秋から、副市長を柱としまして、各藤井寺市、羽曳野市、折衝を行っております。私もその折衝に何とかならんのかということでしておりました。 この25年度の当初予算で、要するに3市のいわゆる予算の中にそれが含まれておりませんでした。その含まれていないということは、結局議会から柏原選出の議員さんも出ていただいておりますので、恐らく柏原市の選出の議員さんが、その予算案に対して、私は心の中で反対してほしかった。そうしたら、他の2市に私は柏原の市長として折衝もしやすかった。 ところが、何の異議もなしに25年の組合予算が組合議会で通ってしまった。ということは、逆にこういうことを言いはるんですよ。議会でもう認められているやないか。市長、何をごたごた言うてるんやと。というような理屈も成り立ちまして、本当は私の思いとしては、議会でそれを通さずに修正なり何なり加えていただくということがあれば、私としても他の2市に話がしやすい環境づくりになったろうと思います。 このことにつきましては、きょうやきのうの話と違いますので、後任者にもきっちり話を申し伝えておきたいというふうに思っております。     (「議会に諮らず無償譲渡を受けて」の声起こる) ◎岡本泰明市長 無償譲渡をどこで受けましたんや。 ○乾一議長 静かに。静粛に。 岡本市長、座ってください。 ◆5番(橋本満夫議員) 市長、組合議員の責任とちゃいますがな。これ市長、理屈やで。 ○乾一議長 暫時休憩します。 △休憩 午前11時14分 △再開 午前11時17分 ○乾一議長 これより本会議を再開いたします。 ◆5番(橋本満夫議員) 今、環境組合のお話をされたけれども、市長、ちゃいますで。岡本市長が平成22年10月26日に結んだ覚書、2、維持管理は、基本的に乙、柏原市が行うものとする。3、甲、環境事業組合は当該用地、乙、柏原市に譲渡するものとする。 この覚書があるから、環境事業組合はもうお金を出せへんと言うているんと違うんですか。 ◎岡本泰明市長 そんな話は、もう何遍も何遍も説明しましたように、譲渡するものとすると。その裏には「柏原市が必要としたときには」という一つのニュアンスがあるんです。だから、きのうの他会派の答弁でも申しましたように、北川市長と私と話し合いまして、柏原市から要求があれば譲渡しますと。要求がなければ譲渡しないということをはっきり北川市長はおっしゃっています。だから確認してください。 ◆5番(橋本満夫議員) そういう話し合いがちゃんとなってんのやったら組合が、これは組合の事業で最初行ってきたことですやん、公園事業は。ずっと組合がお金を出していた。14年の覚書、18年の協定書、ずっとそうなっていたのが、その22年の覚書で、柏原市に譲渡する。確かにまだ譲渡されていません。この覚書がある限り、組合はお金を出せへんと言うとるんですわ。その問題を言うとるんです。 ◎岡本泰明市長 そのことについては、私はもう素直に謝っています、正副議長の目の前で。まだ5,000万の整備費をもらったと。それが切れたら交渉をすべきやと思っておったんです。 ところが、あのときに副議長から、ちょっとあれは頭がおかしいんとちゃうかと言われるぐらいの、私はまだ要するに5,000万のお金が半分残っていると。半分切れたときには、半分がなくなったときには交渉すべきやと。だからまだ時間があるわと思って放ってあったんです。 それが、副議長から説明を受けまして、もう残ってないやないかと。副議長、すいません。何で残ってなかったんか、あれ。     (「いや、もうNPOへの委託料とアルバイトの賃金で、もう5,000万円使い切っていますということです」の声起こる) ◎岡本泰明市長 そう。そのときに初めて5,000万使い切っているということをわかりましたと。それまで僕と副議長と大分言い合いしたんやな、あのとき。残ってあるやないかと。ほんなら俺が勘違いやったと。申しわけないということで、副議長に謝りました。それで、残ってなかったら、その交渉をやりますということを約束しました。正副議長と、それからもう一人どなたかいらっしゃいました。 それで、市長が羽曳野へも行き、藤井寺へも行き、交渉をする下地をこしらえて、今現在おりました。現在もその話は進行中でございます。それまではもう先ほど言いましたように、私の知恵が至らなかったと思いますから、勘違いと申しますか、知らなかったということで、まだ5,000万のうち半分は残っていると。 あれ、何やら資金というたんかな。何資金というた。     (「公園整備何とか……」の声起こる) ◎岡本泰明市長 何とか基金やな。その基金が残ってあると思っていました。それでまだいけるわと思っておったやつが、もうないやないかということを副議長から指摘を受けたんで、僕は初めのうちは、まだ残っている、まだ残っていると言うて、全然残っておるやないかと、こう言うていましたけれども、話をじっくり聞くと、もうなくなったということを理解できましたので、それはすみませんでしたと。 早速、すぐに副市長に、初めから市長同士でこんこんやるのも、これ交渉としては、やっぱり事務次官から始まってというようなことで、他の2市の副市長にこの話をもうしかけておりますので、もうしばらく時間をおかしいただきたいと思います。 ◆5番(橋本満夫議員) 今の市長の答弁は、副市長から話をするというのは、24年度の議会でも同じこと言うておったんです。 この22年10月26日に書かれた岡本市長も柏原市の印鑑を押しているこの覚書があるから、組合はもうお金を出せへんと言うてんねんから、この覚書を、譲渡するという文言を書かせるとか、甲、環境事業組合は、当該用地を乙、柏原市に譲渡するという、この文言を削除させる。そして、維持管理は柏原市がするものとするというのを環境事業組合が引き続き行うという、この覚書を新しくつくるしかないんです。 ほんで、何でこんな覚書ができたかというたら、これは平成18年10月2日の管理者会議、岡本市長、北川市長、藤井寺の市長と一緒になった中で、岡本市長がこの土地を柏原市によこせやと言うたから、こういう覚書ができてんから、それは岡本市長はちゃんと話をつけて、この覚書を変えることしかないんです。その点どうですか。 ◎岡本泰明市長 確かに18年に3市の市長で話し合いをしました。そのときには、私強く、柏原市にこの土地をよこすべきやという話をしました。     (「ごみは知らんの話はええで」の声起こる) ◎岡本泰明市長 ええでって、どういう意味やねん、それ。もうそんな言い方せんといてください。 それで、要するに草刈りに行って、あそこで何遍も話をしていますように、下から蒸気が上がっておる。また、あるときに草刈りで刈っておったら、葉に針金が絡まって、私はもう少しで片足を落とすようなことになりそうになったんですよ。だから、そのときには、あの土地は何にも問題がないというふうに解釈しておったので、当然柏原市にもらって、それでやっていったらいいというふうに思っております。 それで、もう一つちょっとこちらの話をしますが、管理は柏原ですると。しかし、費用は3市で出せと。そのためにとは、一番最初に5,000万出してくれと。そういう話で進んでおりまして、確かに覚書には、柏原市が管理すると。柏原市が管理するのも、藤井寺市が管理するわけでもないし、羽曳野市が管理するわけでもないんです。管理をするということと管理費用をどこが出すかということとは話が別なんです。 私が申しますのは、初めは5,000万もらいましたと。それで、まだあるもんやというふうに思っておったら、その5,000万がなくなっておったという事実がわかったので、早速副市長が2市に行って、この話をもう一回というより、もう金はなくなりましたよと、そのような根回し、下話をしに行かせておりました。そのときにはもう、あれは暮れやったかな。     (「12月に入っています」の声起こる) ◎岡本泰明市長 12月も行っております。 そういう意味で、もっと整理しようと言いますと、要するに管理をするということと管理の費用を出すということは話が別やと。何で別やと言いましたら、もう管理の費用は向こうから5,000万もうたと。その5,000万は、まだ残っているというふうに私は解釈しておったんです。市役所のいうたら会計の書類の複雑さで、それを私は理解できなかった。だから、数字上はまだ残ったあるということで解釈しておりましたので、その金がないようになったら、また管理料をもらうというふうに考えておったということを申しております。 それから、土地を柏原市に寄贈するということは、それは、その裏に、柏原市が必要とするときにはもらう、必要としないときにはもらわないと。それは北川市長に確認してください。すぐ電話でも確認できますから、決めつけずに、そういう政治的な話をするときには、他市とこういういろんな契約とかそういうことやるときには、お互いの暗黙の了解のもとに、文書は事務局がつくりよるんです。 だから、うそやと思うのやったら、まだ名義も変わっていない。きのうも他会派の議員から、あたかも柏原市がもろたように、いつもらいましてんと。柏原市がもろたらいかんということで、だからもうてないじゃないですか。一回、今ちょっと議長、暫時休憩してもうて、北川市長に確認してください。 ○乾一議長 後で確認します。 ◆5番(橋本満夫議員) 今回のこの議事録を見たら、全然話が合いませんわ。私、覚書と言うておるんですわ。この覚書があるからあかへんのんちゃうか。だから、この覚書を新しく、無償譲渡するという文言をなくして、管理はもともとの最初の計画どおりに環境事業組合がするという、新たなその約束をとらないと、今市長が言われたのは、岡本市長が思っていることだけなんですわ。ということで、これをやっていたらもう時間が終わるから、もうこれは委員会でいきます。 整理番号56、井戸水揚水ポンプ管理業務委託料、恩智川の景観について、取り組み内容をお聞きしました。 ポンプで地下水をくみ上げ、流し込み、川の流れる幅を狭め、景観に配慮した多自然型護岸施設をしているということでした。 ということで、ちょっと部長、これを見てほしいんですけれども、これ、今現段階での多自然型整備ですわ。ちょっと冬場やから草も枯れています。それで、ごみがいっぱいたまっているんです。これは今の時期。これが夏場、いっぱい茂るんですわ、草が。これが多自然かもわかれへんねんけど、茂り過ぎて、ごみがたまっておるんですわ。これ、どう思いはりますか。 ◎栗野秋光都市整備部長 景観的には余りよろしくないかなという感じはいたします。 ◆5番(橋本満夫議員) 確かに、どう見ても景観的にはよろしくない。多自然やから草を生やす。大阪府の考えかわかれへんけど、どう見ても景観的に、逆にごみがたまっているという中で、これが今、法善寺4丁目の恩智川、何もしていない状況です。この前、大阪府が草を、再度刈ってくれたから、きれいな状態です。 同じ多自然型、これは以前の池島高校の八尾に流れている恩智川の多自然型です。これは一週間前の状況。枯れやんと緑が覆っている。これはもうちょっと上流に行った八尾と東大阪の第二寝屋川のところ。これも多自然型で、きれいな状態です。同じ多自然型やのに、何でこんだけ柏原市のほうは、草は枯れるわ、夏は草ぼうぼうにするわみたいなところで、これは大阪府の仕事です、管理は。 そういう中で、私は多自然型を批判しているわけじゃありません。全てコンクリートで固めるよりはいいと思うけれども、景観の問題です。他市でこんだけきれいくされていて、何で柏原市はこんな状態になるんや。この草が覆い茂る分、夏は虫がいっぱい出ますわ。 そういう中では、やっぱり恩智川は普通でも通行量が多いし、市の職員さんも含めて、散歩される方、今、健康ウオーキングを柏原市も奨励する中で、散歩されている方もいっぱいいらっしゃるという中で、この景観、やっぱり私は問題だと思うんです。 やっぱりこの問題、大阪府にも指摘していただいて、景観をよくするため、また今度、恩智川に入って、ごみ拾いをしますけれども、景観をよくするために草刈りをやること。あと草の種類、この草はあかんのちゃうかなと私は思いますので、草の種類の植えかえも含めて、大阪府にぜひとも要望していただきますようにお願いします。 次、整理番号57、小学校校舎耐震化事業についてですが、議長、整理番号59の中学校と一緒にさせていただいてよろしいでしょうか。 ○乾一議長 はい、どうぞ。 ◆5番(橋本満夫議員) 小中学校の学校校舎の耐震化についてお聞きしました。ご答弁でもありましたが、平成28年度に100%になる。ほんまにようここまで来たなと私は喜んでいるし、ありがたく思っています。 この問題は一貫して取り上げてきました。平成21年当時は、まず避難所になる体育館を先に優先しやなあかん。お金がぎょうさんかかるというて、なかなか校舎へいけへんかった。体育館が終わったら、1年間で2校舎ペースぐらいでやっていた。 そういうのを受けて、私は23年の9月議会で、大阪府下の市町村と全国の市町村の耐震化率の順位は何ぼですかと言うたら、部長さんですけれども、大阪府下43の中で上から34位です。全国で1,656市区町村ある中で1,572位ですという苦しい答弁されて、この答弁には、さすがの教育長もばっと言うて弁解もされましたけれども、そんなことがあった中で、文部科学省の施設整備基本方針の改正とか国の補助金率アップもある。でも、やっぱり理事者の理解と教育委員会の頑張りがあって、28年度には100%にできる。本当にうれしいなと思います。 1点だけお聞きしたいんですけれども、この25年度もいっぱい耐震工事も予定されていますけれども、来年度、26年度、耐震診断をする。その結果を見て、問題があるところを27、28年度で完成させる予定というご答弁ですけれども、来年度、26年度、耐震診断をする予定の学校数と校舎数、それぞれ小中学校でお願いします。 ◎坂口郁夫学校教育部長 小学校は2校、中学校1校の合計3校で、校舎棟で申し上げますと7棟になります。 以上でございます。 ◆5番(橋本満夫議員) 本当にあともうちょっとまで来たなという中で、確かにこの間も耐震診断をされて、Is値が国基準より上回っているところもあったから、もしかして、これは診断されて結果オーライやったらやる必要がないという中では、ことしも多くの学校で耐震診断と実施設計と耐震化工事の予算が組まれています。 今までと同様、耐震化工事の際は、ことしも北小の雨漏りで上を工事すると新たにかかるけれども、十分に見てもらって、耐震化工事するときの設備工事、例えば洋式トイレ化するかとか、老朽化になっているので、その辺の問題あるところもできるだけ一緒に工事していただいたら、比較的安くつくので、今年度もよろしくお願いいたします。 次、整理番号58、安全・安心・おいしい中学校給食を26年4月から提供するに当たり、どのようなことを大切にし、取り組んでいくのかお聞きしました。 答弁では、各中学校に食育推進委員会を設置するということですけれども、以前、議会にも提案もされましたけれども、中学校給食のあり方の検討に関する報告書の中に、実施に関する基本的な7つの提言というのがありました。 その中に、中学校給食の実施に際しては、給食が食の指導における実践の場であり、重要な教育の場であることを踏まえ、総合的視点を持った食育の推進を望むとありました。ご答弁でもありましたけれども、もう少し食育についての具体的なお考えをお聞かせください。 ◎坂口郁夫学校教育部長 中学生は、思春期にありまして、成長期にある大事な時期でございますので、まずは心身ともに健康な子どもに育てるという意味で、食に関する正しい知識、食のアンバランス、栄養素のアンバランス等をただして、どの食も満遍に食べるということですよね。 そういう正しい知識を身につけると同時に、やはり給食指導を通しまして、豊かな人間性を育むという、家庭でも望ましい食生活を行っていただきたいと。そういう指導もやっていきたいなと考えております。 また、食を通じて、地産池消等の食材を利用いたしまして、地域等を理解すること。それとか、食文化の継承を図るという、日本の独特の食文化の継承を図るということもあわせもって、各学校で指導してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆5番(橋本満夫議員) 私は給食組合の議員もしています。昨日も中野議員のほうから残食の問題も出ていました。給食組合で昨年、視察、中学校給食の食育について学んできました。高松市と兵庫県の淡路市に行ってきました。2市とも共通して話題になったのが、やっぱり給食を残す残食の問題でした。言えることは、各学校の考え方、現場の先生の問題と認識、それで大きく残食も変わる。そういう報告を受けてきました。例えば残食の多いクラスは、クラスが乱れているということも報告されていました。 という中で、学校給食を生きた教材として食育指導をされている高松市の例を少しだけ紹介させてもらいます。 給食を通じて、食育の普及啓発として給食試食会での指導をされています。各学校で給食試食会を開催し、栄養教諭が保護者を対象に学校給食の目的と実施状況について説明するとともに、家庭での食事のあり方について指導されています。 また、これはすごいなと思います、校内放送。毎日の給食時間に、その日の給食の献立の目的や使用材料について各学校で放送されています。藤井寺・柏原の給食センターも、この間、小学生に提供し、本当にいい給食をされています。郷土の料理もしていただいています。地産池消、柏原のブドウ、ミカン、藤井寺のイチジク、野菜、使ってもらっています。 そういう中で、やっぱりそういう部分、この前、ちびまる子ちゃんで給食の問題が出ててんけど、好き嫌いしている子が、給食センターのおばちゃんの一生懸命つくっている姿、暑い中一生懸命野菜を切っている姿を見て、ちびまる子ちゃんのお友達が食べるようになった。それが食育ですわ。 そういう部分も含めて、だから中学生は難しいんですわという部分で、やっぱり食育、今お考えの形でどんどんやっていくということを26年4月実施に向けて、あと1年間、現場の先生が鍵という中では、これから現場の先生とも十分議論していただいて、よりよい給食、これは自慢できることですから、柏原市。中学校給食を完全給食でやっていることは、アピールしやなあかんことですから、ぜひともいい給食になるように、また教育委員会のほうもよろしくお願いいたします。 次、整理番号60、放課後児童会の時間を延長する考えについてお聞きいたしました。 ご答弁でもありました。同会派の山本議員も、しつこいほど取り上げてもきました。やっぱり何でここまでしつこく言うのかは、もうご存じのように、大阪府下で5時までしかしていない市は3市しかない。その3市に柏原市が入っているからやということも十分ご承知で、だから、もう重々検討しやなあかん問題と思ってはるという部分では、今回、骨格予算ですという中では、今年度の補正を期待して、これで終わっておきます。 整理番号61、柏原市国民健康保険、7月に本決定される保険料についての考え方をお聞きしました。 冒頭でも述べましたが、今、現役世代の方の給料はどんどん減り続けています。あと、国保世帯で一番多いのは年金生活者。年金もご存じのように毎年今減ってきています。そのような状況の中で、市民が国民健康保険料を引き下げてほしいというのは切実な声だと思うんです。 このことは、昨年、日本共産党柏原市会議員団が取り組んできた市民アンケートでも、柏原市政に取り組んでほしいものの上位に占めたのが、やっぱり国民健康保険料を引き下げてほしいということでした。確かに、ここ数年間、理事者、担当課が頑張っていただいて、低中所得者の方は保険料は上がっていません。下がったり、据え置きです。これはほんまに頑張っていただいていると思います。 そういう中でも、ご答弁でもありましたけれども、単年度、21年度でも約1,300万、22年度で1億8,000万円、23年度で1億6,000万円の黒字が出ているんです。という中で、よくモデルケース、4人家族で小学生の子ども2人とお父さんとお母さん。これは国が言うモデルケースで、200万円の場合、24年度の今の保険料設定やったら40万1,367円。所得の2割を超えているんです。 この間、頑張ってはいただいているけれども、そういう中で、やっぱり今、現役世代の給料が下がる。お店をされている自営業者ももうかれへん。店を閉めやなあかん。消費税が上がったら、もうやっていかれへんという声がある中で、今柏原市がすることは、やっぱり市民の生活を守る。ここに力点を置くという中では、これは単純計算ですよ。今、国保世帯が1万1,000世帯ぐらいある中で、仮に年間1万円引き下げるための予算が1億1,000万円という中で、黒字を1億8,000万、1億6,000万生んでるのやったら、決して不可能な数字じゃないと思うんです。 確かに累積赤字もある。ようわかります。でも、今本当に市民を守っていこうと思ったら、ぜひともそういう視点に立っていただいて、7月の健康保険料設定は、今の市民生活の実態を見据えた上での保険料設定をお願いしておきます。 次、整理番号62、市立柏原病院について、市民に信頼され、頼りにされるための病院運営についてお聞きしました。 私は、市民の皆さんに頼りにされ、信頼される柏原病院であるならば、少々の赤字があっても、これはいいのかなと思っています。 先ほども言いましたが、9月議会でも山本議員のほうから、先ほど言いました柏原病院についてどのように思われますかというアンケートに対して、先生が短期間でかわるから安心して医療が受けられへん、待ち時間が長い。予約していても2時間も3時間も待たなあかんとか、医師の対応が悪いとか、救急医療体制がないとか、あと中には、柏原病院のすごい先生がよかって命が助かったというアンケートもあったけれども、そういう声が、9月議会でも報告させていただきましたけれども、その点について病院としてはどのようにして改善されてきたのか、また、これから改善されていくお考えか、お尋ねいたします。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 まず、医師の数が少ない、医師がよくかわるという話ですけれども、常勤嘱託の医師も入れまして、平成24年、去年の4月1日時点では32名の医師がおりました。ことしの25年4月1日では38名、6月には39名という形で、医師もかなりふえる形になります。 それと、あと医師以外に看護師の中でも、より専門性を持った皮膚・排泄の認定看護師というのも、それは24年度にもう既に1名入れております。そういった形で専門性を高めていく。それで、ドクターの数もふやしますという形で、今現在、進んでおります。 あと、接遇の問題につきましては、院内の接遇委員会を開きまして、計3回の研修を実施いたしました。あと、接遇ラウンドという形で、委員のメンバーが院内をラウンドして、職員の接遇問題について、注意すべきところは、服装も踏まえての接遇も実施しております。 あと、救急の問題ですけれども、救急時間外のお願いしたいという要望ですけれども、それはご答弁もさせていただいておりますように、救急告示に向けて取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ◆5番(橋本満夫議員) 25年度は、お医者さんもかなりふえるというお話です。以前はよくお医者さん1人で約1億円かなと言われたこともありました。そういう中では、32名から38名、39名になったら、7人、8人掛ける1億。そういう単純ではもちろんないけれども、期待できるなと。 あと、皆さんの議員が心配されているのが赤字なんです。という中で、お聞きしたいんですけれども、本当に、この間、事業管理者も初め病院関係者、きのうのご答弁でもありましたけれども、ほんまに全職員、お医者さんも看護師さんもコメディカル、全職員が一緒になって、一丸となっていい病院にしていこうという中でお聞きしたいのが、それを示すような何か数字、金額、これがあって改善が今できていますよ、以前に比べたら年々改善できているんですよという何か数字はありますか。 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 経営状況につきましては、資金不足額がどれだけあるのかというのが指標になってくると思うんですけれども、一般会計から赤字補填を繰り入れていただく前の純粋な資金不足でいいますと、平成20年度では1年間で約5億7,500万円資金不足が発生しておりました。22年もほぼ同額の5億6,900万という形でしたけれども、それが今年度の平成24年度の見込みでは2億700万という形で、もう半分以下、約36%ぐらいに以前より比べてかなり減ってきていると、経営状況が徐々には上がってきております。それでも赤字は赤字なんですけれども、赤字幅がかなり解消されてきている。 これは、やっぱり病院の職員の意識改革というのが、医師、看護師、コメディカル、事務局が四位一体となって、個々のボトムアップで、そういう経営改善に持っていきたいというのがあらわれてきているのかなというふうに思っております。 以上です。 ◆5番(橋本満夫議員) 今、平成20年のときは5億7,000万円の資金不足があったけれども、24年度見込みで2億円ちょっとになってきた。半分ぐらいになってきている。明るい見通しかな。これは頑張っている。 先ほども言われたし、きのう管理者も言われたけれども、ボトムアップ。ほんまに病院の関係者が一丸となって、関係者の声も聞いて、いろんな立場の意見を聞いて、本当に柏原市民にとって頼りにされる、信頼される。少々の赤字やったらええがな。 私の母親も、去年、病気になって入院したのが日赤でした。やっぱりお見舞いに行こうと思ったら遠いんです。柏原病院は地元にあるという中で、今、徐々に赤字も回復されてきているという中で、今、全職員さんが一丸となって、そういう目的に向かってされている。 このことは、柏原市政全般にも言えることやろうな。教育委員会を初め各担当部、課があるから、やっぱり今、この間、問題になっている柏原市、人口広げるためにどうしていこう。それも1つ柏原病院の役割かなと思いますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。 最後です。整理番号63、水道料金の引き下げのお考えについてお聞きしました。 きのうも聞いていましたけれども、購入する企業団水は下がるけれども、電気代が上がるから無理だという答弁だと思うんですけれども、本当に残念かなと。電気代が上がるのは市民も同じなんです。きのうの夜のマスコミ報道では、どうやら関西電力、4月値上げは今不透明になっている。そういうことも言っています。 水道会計は平成16年から8年間連続で黒字。先ほどのアンケート結果からも、市民が望まれている一番多かったのが介護保険料の引き下げ、2番目が国保料の引き下げ、3番目が水道料金。水道料金というのは、公共下水道使用料金も込みであるねんけれども、市民の声は、やっぱり引き下げてほしい。これはやっぱり市民生活が苦しいからこそ出ていると思うんです。 今回は電気代も上がるから無理というお話やったけれども、平成22年4月、その当時は、まだ大阪府の府営水、そのとき1立米10円10銭下がったんです。今回、影響額は1,000万と言われたけれども、その当時、府営水が下がったから、4,000万影響額があったときに、そのとき堺市なんかは、府営水から購入する水道料金が下がったから、それは市民に還元しやなあかんというて水道料金を下げたにもかかわらず、柏原市の場合は、これから老朽管もどんどん更新しやなあかんからという形で、下げられへんかった。 今回は、理由は電気代が上がると言われているから、電気代もわかりませんわという中では、先ほども言うたように、やっぱり今、市民の生活、私とこ5人家族で2カ月で2万円ですわ。1カ月1万円の水道料金、使い過ぎかもわかれへんねんけれども。という中では、本当に今、市民生活を守る。市民の方の生活がしんどいという中で、全庁挙げて本当に大きな目標である8万人にするために、各担当部、各担当課で何が求められているのかというところを、先ほど言われたボトムアップやけれども、みんなでしたから上に上げていくという形で、ほんまに魅力ある、あと8年後、柏原の人口が8万人になるように、市長もかわりますけれども、一緒になって我々も考えていきたいと思います。ご静聴、ご協力ありがとうございました。 ○乾一議長 以上で日本共産党代表者の質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時52分 △再開 午後2時50分 ○乾一議長 まず、傍聴の皆様には、長時間お待たせしましたことを深くおわびいたします。 これより本会議を再開いたします。 休憩中に議会運営委員会を開催し、市長の発言の取り扱いについて協議をいたしましたので、議会運営委員会委員長報告を会議規則第20条の規定により日程に追加し、議題といたします。 お諮りします。ただいま申し上げましたとおり、議会運営委員会委員長報告を追加日程第1として議事日程に追加することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議会運営委員会委員長報告を日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- ○乾一議長 それでは、追加日程第1、議会運営委員会委員長報告を議題といたします。中野広也議会運営委員会委員長、報告願います。     〔18番 中野広也議員 登壇〕 ◆18番(中野広也議員) 皆さん、こんにちは。議会運営委員会の中野広也でございます。 ただいまから、本定例会の運営につきましてご報告を申し上げます。 本日午前中、橋本満夫議員による代表質疑中、竜田古道の里山公園維持管理費に係る市長答弁において、不適切と思われる発言がございました。この件について、議会運営委員会を開催し、ご協議いただきました結果、日程を追加し、議長から市長に対し発言の取り消しを勧告していただくことと決しました。 以上が当委員会で協議決定いたしました内容でございます。 議員各位におかれましては、よろしくご理解いただき、円滑なる議会運営ができますことをお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告どおり議事を進めますので、よろしくお願いいたします。 次に、市長の発言の取り扱いについてを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって市長の発言の取り扱いについてを日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- ○乾一議長 それでは、本件を議題といたします。 午前中の市長の発言、「環境事業組合の予算に対して、組合議会において心の中で本市選出議員に反対してほしかった」という発言は、予算提案権のある副管理者である岡本市長の発言としては不適切であり、これを放置しておくことにより、今後の議会運営に支障が生じることが考えられることから、議長において、市長に対し発言の取り消しを勧告いたします。----------------------------------- ○乾一議長 それでは、日程第1に戻ります。 午前中に引き続き、議案に対する代表質疑を行います。市民・民主クラブを代表して、岸野友美子議員、登壇願います。     〔6番 岸野友美子議員 登壇〕(拍手) ◆6番(岸野友美子議員) 皆様、こんにちは。6番議席議員の岸野友美子でございます。議長のお許しをいただきまして、市民・民主クラブを代表いたしまして、平成25年第1回定例本会議におきまして、議案に対する代表質疑をさせていただきます。 この機会を与えていただきました同会派の議員並びに他会派の議員に心から御礼を申し上げます。 また、傍聴においでいただきました皆様、時間の延長にもかかわりませずご協力いただきまして、ありがとうございます。 さて、国政は、昨年の末、衆議院選挙により、再び自民党政権になりました。政権交代から3年3カ月、前政権のツケを返すには時間が足りなかったことと民主党の力不足であったことは否めないと考えます。 自民党から民主党へ、民主党から自民党へと、結果はよくなることを望んでいる。誰もが豊かな生活が送れるようにと政権の取り組みを期待して、変えてほしいという国民の心からの気持ちなのです。自民党の圧勝は、多党化により候補者乱立で非自民票が分散したことにあり、民主党はその分散した非自民の政治勢力を結集して国民の期待に応えることのできる政党になってほしいと考えております。 柏原では、市長選挙、府会議員補欠選挙、市会議員補欠選挙が行われ、次へのバトンタッチがされようとしております。岡本市長におかれましては、2期8年間お疲れさまでございました。これからは健康にご留意され、ご自身の趣味など楽しい時間をゆっくりと過ごしていただきたいと思っております。ご苦労さまでございました。 それでは、通告順に従い議案に対する質疑をさせていただきます。 整理番号64、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、評価者研修実施業務委託料の内容についてお伺いをいたします。 整理番号65、接遇応対・マナー研修実施業務の委託料についてをお伺いいたします。 整理番号66、目4財産管理費、車両運行管理費の嘱託職員の報酬について、昨年より3名増員の理由をお伺いいたしました。事前の説明で、正職員の人員や病院のバスの状況も理解をいたしました。無理なスケジュールで安全な運行ができなくなることが一番問題だと考えております。このことに注意をしていただきまして今後も進めていただきますよう要望をさせていただきます。答弁は結構でございます。 整理番号67、目5企画費、亀の瀬地区草刈業務委託料について、今回、企画費として初めて計上されている480万円についてお伺いいたします。 整理番号68、項2徴税費 目1徴税費、評価替えに伴う不動産鑑定業務の委託料についてお伺いいたしましたが、事前の説明で理解をいたしましたので、答弁は結構でございます。 整理番号69、項5統計調査費 目2基幹統計調査費、指導員・調査員報酬106人に関して、この指導内容と調査内容についてお伺いいたします。 整理番号70、款3民生費 項1社会福祉費 目1社会福祉費、社会福祉総務費の職員が本年22人で昨年より1名増であることがわかりました。給与がこの部分で約1,200万の増になっていた内容をお伺いいたしましたが、事前の説明で理解をいたしました。 数年前から順次に行われている権限移譲ですけれども、福祉指導監査課では15受けていただいております。介護事業所の適正な運営、監督指導や身体障害者手帳の交付など、事務の移譲などもあわせて市全体でいうならば56あるということです。市役所では、それらの事業に対応するために機構改革を行い、市民サービスの向上に向け、職員の増員が行われることは、理解をいたしました。私も、このことにより手続が便利になり、向上したサービスを受けている市民の一人でございます。ぜいたくを言わせていただけるならば、パスポートも柏原で受けることができたらと、いろんな方々から要望を受けております。 それはさておき、本題ですけれども、歳入として大阪府から事務移譲等の交付金が入っておりますけれども、最近よくあちらこちらで言われております地方公務員の削減のことも関連してまいります。これをどのように対処されていかれるのかが心配でございます。 このことは全課において言えることですけれども、権限移譲に伴う歳入が現在は見込まれております。市の負担と府からの歳入が今後もずっとバランスよく保たれますように要望させていただきます。この項、答弁は結構でございます。 整理番号71、目5老人福祉費、シルバー人材センター運営補助金の3,252万9,000円についてお伺いをいたしました。会員さんの登録料が3,500円、これを支払いましたけれども仕事に一度もつけなかった会員さん、この方に対して何らかの処置ができないかをお伺いいたしました。 実は、これは昨年の本会議でも要望させていただいたわけです。シルバー人材センターでは、会員登録料が年3,500円。内訳は、事務費が1,200円、保険料1,300円、会費が1,000円と伺いました。会員さんは、パソコン同好会、卓球同好会活動や会員の親睦旅行など、仕事につくだけではなく、趣味を通じて生きがいづくりや健康づくりなどの活動に取り組んでおられ、会費がこのような部分に使われていると説明を受けました。理解をいたしました。 そして、これらの同好会活動を楽しみにして、仕事にはつけないけれども、同好会に積極的に参加される会員もいらっしゃると、担当から説明を受けました。この4月からは、会員登録料を1,000円下げて2,500円になるという、うれしいこともお伺いいたしました。 また、熱心な就業先を開拓してくださったおかげで、最近では求人依頼に応じられないこともあるということでした。会員の皆様の生きがいの充実のため、シルバー人材センターには、ぜひこれからも頑張っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。この答弁も結構でございます。 整理番号72、款4衛生費 項1保健衛生費 目1保健衛生総務費、病院事業会計の繰出金について伺いました。 昨年よりも1,000万以上増額されたこの算出根拠を伺います。 整理番号73、目2予防費、不活化ポリオ予防接種の委託料についてでございます。 ポリオワクチンは理解しているんですけれども、不活化ポリオワクチンとはどのようなものかお伺いをいたします。 整理番号74、款5農林水産業費 項1農業費、青年就農給付金についてお伺いをいたします。 整理番号75、款7土木費 項2道路橋りょう費、市内一円の道路橋りょう長寿命化計画策定業務の内容についてお伺いいたします。 整理番号76、項3都市計画費 目3公園緑化費、公園緑地課の事務費の嘱託職員が5名に増員された理由についてお伺いをいたしました。昨日の他会派の答弁で理解をいたしました。竜田古道の人が異動しただけというわけのわからない人員配置だと私は感じました。答弁は結構です。 整理番号77、竜田古道里山公園維持管理費についてお伺いをいたします。 整理番号78、歴史の丘展望台公園維持管理費の施設管理業務委託料の内容について伺います。 議長、79、81、一括してよろしいですか。 ○乾一議長 はい、どうぞ。 ◆6番(岸野友美子議員) 整理番号79と81、款9教育費 項2小学校、そして中学校費 目3学校建設費、小・中学校耐震化事業の今年度の状況と今後についてをお伺いいたします。 整理番号80、項3中学校費 目1学校管理費、中学校給食実施についてお伺いをいたします。 整理番号82、議案第11号 嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、改正内容についてですが、指導監査の対象となる社会福祉法人の数はどれだけあるのかお伺いいたします。 整理番号83、議案第14号 柏原市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について、条例制定の趣旨とどのように対策を講じられるのかを伺います。 整理番号84、議案第16号 平成24年度柏原市一般会計補正予算(第8号)、款4衛生費 項1保健衛生費 目1保健衛生総務費、病院事業会計の繰出金について伺いましたが、事前の説明と昨日の他会派の答弁で理解をいたしましたので、答弁は結構でございます。 以上で、私の1回目の質疑は全て終了いたしました。理事者には、ご答弁をどうぞよろしくお願いいたします。 ○乾一議長 市民・民主クラブ代表者の質疑に対し、答弁を求めます。     〔塩野臣成 総務部長 登壇〕 ◎塩野臣成総務部長 市民・民主クラブご代表、岸野友美子議員のご質疑のうち、私からは整理番号64及び65についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号64でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、歳出 款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費の職員研修費のうち、評価者研修実施業務委託料の内容についてお尋ねでございます。 評価者研修実施業務委託料につきまして、その研修の内容でございますが、どの部署も、評価者が公平な目線で評価することにより、部下の的確な育成につなげていくことを目標に、各部署の所属長、課長以上20名を対象に1日研修を予定しております。 まず、人事考課者としての役割を再認識させ、その上で基本と必要性についての理解、公正な評価を行うための手順、評価する際の留意点などを演習やグループ討議を行うことにより身につけてもらいながら、受講した各部署の所属長が同じ目線で評価できるように方向づけていきたいと考えております。ご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号65でございます。質疑要旨は、接遇応対・マナー研修実施業務委託料についてでございます。 接遇応対・マナー研修実施業務委託料につきましては、主に窓口業務を行う職員30名を対象として、1日研修の中で、接遇の意味や基本を改めて見直し、基本スキルである聞き方、話し方を訓練し、職場における現実的な問題を踏まえながら、演習、グループ討議により、実践的に研修を行いたいと考えております。 市役所における接遇は、日々の業務において常に意識しなければならないことであり、接遇の向上は、岡本市長が常々言っておりますように市が最大のサービス機関であるための使命であります。この研修により、今までの取り組みだけでは見えてこなかったようなところや、よりすぐれた接遇のあり方を学ぶことで、接遇能力をさらに高め、職員が誇りを持って窓口サービスができるようになることを目指すものでございます。 今後も、さきの評価者研究にあわせて、この2つに限らず、よりよい人材を育成するため、職員研修を充実させてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔北村達夫 政策推進部長 登壇〕 ◎北村達夫政策推進部長 続きまして、私からは整理番号67、69の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号67でございます。質疑事項が議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨が款2総務費 項1総務管理費 目5企画費、亀の瀬地区草刈業務委託料についてでございます。 亀の瀬地区につきましては、昨日来からの他会派への答弁におきましてもお答えいたしましたとおり、自然あふれる市民の憩いの場を創出すべく、緑の再生、森の再生を行うため、本格的な上面利用の時期に先行して、試験的に市民や企業、NPO法人などとの協働、さらには大阪府中部農と緑の総合事務所の協力も得、桜や梅、クヌギやコナラ、エノキなどの樹木約1,000本の植樹を行い、また将来的にさまざまな活用が図れるよう、レモンの苗木約2,200本を市民の皆様と協働で植樹してきたところでございます。 ご質疑いただいております亀の瀬地区草刈業務委託料の内容でございますが、これらの植樹区域の草刈りなどの維持管理につきましては、平成24年度においては、できるだけ支出を伴わないよう努めるべく、市民ボランティアを募り、実施いたしましたが、参加者が少ないこと、面積的、地形的に作業が困難であったことから、十分な草刈りを行うことができませんでした。 したがいまして、平成25年度においては、現在の植樹区域の約7ヘクタールのうち草刈りを必要とするエリアについて、シルバー人材センターへ委託を想定しており、年6回、計480万円を予算計上させていただいたものでございます。 なお、今後も引き続き、国・府・市の3者でよりよい上面利用の方法を検討するとともに、今後、最も大きな問題となる維持管理費につきましても、市の負担が軽減できるよう協議してまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号69でございます。質疑要旨は、項5統計調査費 目2基幹統計調査費、指導員・調査員報酬、106人に関して、指導員・調査員への指導内容と調査内容についてお伺いでございます。 平成25年度は、統計法に基づく基幹統計調査として、住宅・土地統計調査及び工業統計調査の実施を予定しております。 まず、住宅・土地統計調査は、5年ごとに実施され、ことしの10月1日を期日として実施されます。平成22年の国勢調査区である全国約60万調査区のうち約20万調査区の約350万世帯が調査対象とされ、本市では約600調査区のうち190調査区の約3,300世帯が調査対象となります。調査員数は70人で、1人当たりおおむね3調査区、約50世帯以上担当し、指導員数は14人で、1人当たりおおむね調査員5人の指導を担当いたします。 次に、工業統計調査は、日本標準産業分類、製造業(大分類E)に属する全ての事業所、約42万事業所、柏原市内では約400事業所を対象として、毎年12月31日を期日として実施されます。調査員数は20人で、1人当たりおおむね20事業所を担当し、指導員数は2人で、1人当たりおおむね調査員10人の指導を担当いたします。 この2調査の調査員数は90人、指導員数は16人、合計106人でございますが、報酬につきましては、国から全額交付されることとなっております。 いずれの調査におきましても、調査員は調査対象世帯または事業所を訪問して、調査票を配布し、収集し、指導員は調査員の進行状況の把握、調査員への随行等の実施指導、支援を行うこととなっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔渡辺耕次 財務部長 登壇〕 ◎渡辺耕次財務部長 続きまして、私からは整理番号72について答弁申し上げます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款4衛生費 項1保健衛生費 目1保健衛生総務費、病院事業会計繰出金についてでございます。 病院事業会計繰出金の内訳としましては、国の繰り出し基準に基づく企業債償還金、建設改良費、高度医療運営費、共済追加費用や基礎年金拠出金などに対する繰出金と休日診療、小児夜間診療に係る繰出金などがございまして、平成25年度予算では、これらの繰出金が合計で4億2,154万1,000円となっております。そのほかに、平成20年度に借り入れました病院事業特例債の元利償還分3億3,726万2,000円を加え、病院事業会計繰出金は7億5,880万3,000円となっております。この結果、前年度当初予算と比べ1,102万2,000円の増となっております。 この増額の主な理由でございますが、さきの12月議会で可決いただきました病院事業会計補正予算の医療機器購入に係る企業債1億円、これの平成25年度の償還金が約2,000万円ございます。これに対する繰り出し基準に基づく繰出金、元利償還金の2分の1となっておりますので、約1,000万円がこれに増となったものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上です。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号73、82、83について答弁申し上げます。 まず、整理番号73でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、不活化ポリオ予防接種委託料について、不活化ポリオワクチンとはどのようなものかとのお尋ねでございます。 ポリオワクチンの予防接種は、予防接種実施規則の改正により、平成24年9月から生ワクチンから不活化ワクチンに変更して実施しております。 不活化ポリオワクチンは、ポリオウイルスを不活化、すなわち殺して、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して毒性をなくしてつくったものでございます。 従来の生ポリオワクチンは、ごくまれにワクチン関連性の麻痺等が発生することがありましたので、この変更によりまして安全性がより一層向上したものとなっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号82でございます。質疑事項は、議案第11号 嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、質疑要旨は、改正内容についてでございます。 嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の内容につきましては、現在、嘱託員、その他の職に規定している報酬日額の上限額1万5,000円を1万9,000円とするものでございます。 その理由といたしましては、平成25年度から本市が所管することになります社会福祉法人に対する指導監査業務の実施に当たり、公認会計士を非常勤嘱託として採用の上、実施することを予定しております。その公認会計士の報酬日額は、現在の所轄官庁であります大阪府と同額の1万9,000円を条件に採用することを予定しているため、改正するものでございます。 なお、本市が行う指導監査の対象となる社会福祉法人数は、現在8法人でございます。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号83でございます。質疑事項は、議案第14号 柏原市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について、質疑要旨は、条例の内容についてでございます。条例の制定の趣旨及びどのように対策を講じるのかとのお尋ねでございます。 この条例は、毒性及び感染力の強い新型インフルエンザのような病気が発生し、それが全国的かつ急速な蔓延により国民生活及び国民経済に甚大な影響が及び、またはそのおそれがあるとして、新型インフルエンザ等緊急事態宣言が国から発表された場合に備え、直ちに市の対策本部が設置できるようあらかじめ条例を制定しておくものでございます。 内容は、対策本部の組織などについて定めており、新型インフルエンザ等対策特別措置法の規定を補うものでございます。同法では、市町村対策本部が行うべき事項として、新型インフルエンザ等に関する情報の事業者及び住民への適切な方法による提供、住民に対する予防接種の実施やその蔓延の防止に関する措置、生活環境の保全や住民の生活及び地域経済の安定に関する措置などの対策が定められております。 これらの事項は、今後、本市が作成する新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画の中に定めて、公表してまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 経済環境部長 登壇〕 ◎尾野晋一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号74につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費、青年就農給付金についてでございます。 全国的に農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加など、農業を取り巻く現状は非常に厳しいものがございます。これらの諸問題の解決に向け、国において、昨年、新たな農業振興策の一つとして、経営開始型の青年就農給付金制度が創設されました。 この制度は、農業を始めて間もない就農者で、原則として45歳未満の独立自営就農者であることなど、一定の要件を満たす農業従事者を対象に、年間150万を就農後最長5年間給付するものでございます。平成25年度当初予算におきましては、既に認定を受けた3人の新規就農者の給付額を計上しております。 なお、この給付金につきましては、全額国から府を通じ補助されることになっておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔栗野秋光 都市整備部長 登壇〕 ◎栗野秋光都市整備部長 続きまして、私からは整理番号75番、77番及び78番の3件につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号75番でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款7土木費 項2道路橋りょう費 目4橋りょう維持費、市内一円道路・橋りょう長寿命化計画策定業務の内容についてでございます。 橋りょう長寿命化につきましては、予防的な修繕及び計画的なかけかえに係る費用の軽減を図りつつ、地域の道路網の安全性、信頼性を確保することを目的としたものであります。 本市では、平成24年度に市が管理する道路橋87橋を点検しており、平成25年度は点検結果及び道路ネットワークに対しての重要性を検討し、それぞれの橋梁に対して最も効率的、効果的な修繕を計画的に実施する橋りょう長寿命化修繕計画の策定を行い、橋梁の長寿命化や修繕及びかけかえに係る費用の軽減と安全性を確保するものでございます。 なお、本橋りょう長寿命化修繕計画に基づかない修繕やかけかえは、事業としての国の補助採択を受けることができないとされております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号77番でございます。質疑要旨は、竜田古道の里山公園維持管理費についてでございます。 竜田古道の里山公園は、平成23年4月に都市公園として開設し、この4月で3年目を迎え、市民の皆様に親しんでいただいております。現在は、都市公園としての景観を保持すべく、草刈りを中心とした維持管理作業を行っているところでございますが、市民ボランティアで植栽された桜や梅などが順調に成長し、開花時には多くの市民の方々に来園していただけるよう、剪定や施肥、園路などの整地を行い、四季折々の草花を楽しんでいただいているところでございます。 そこで、平成25年度で予算をお願いしております維持管理の内容でございますが、公園事務所に中心となる嘱託職員1名を配置するとともに、維持管理に必要な水道や電気代の光熱水費、機械の修繕料及び保険料、浄化槽の管理委託料、公園の維持補修用の原材料費等の予算をお願いしているものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号78番でございます。質疑要旨は、歴史の丘展望台公園維持管理費の施設管理業務委託料の内容についてでございます。 歴史の丘展望台公園は、大阪ミュージアム構想の一環として整備を進めてまいりました。歴史の丘の整備工事が完了し、平成25年度から本格的な維持管理に入ることで予算をお願いしているものでございます。 ご質問は、歴史の丘展望台公園の維持管理費のうち、委託料の内容についてお尋ねいただいております。 この公園は、隣接している石神社の境内と一体的に利用できる石舞台や太平寺の町並みを一望できる展望台を整備したもので、最大高低差が約16メートルに及ぶ傾斜地であることから、ボランティア作業には危険な部分も多く、のり面の草刈りや除草、公園内でのごみの収集運搬等の業務をシルバー人材センターに委託するものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔坂口郁夫 学校教育部長 登壇〕 ◎坂口郁夫学校教育部長 続きまして、私からは整理番号79、80及び81の3件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号79でございますが、議長、81と一緒に答弁申し上げてよろしゅうございますか。 ○乾一議長 はい、どうぞ。 ◎坂口郁夫学校教育部長 それでは、整理番号79、81、いずれも質疑事項は議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款9教育費 項2小学校費及び項3中学校費 目3学校建設費、小・中学校校舎耐震化事業の今年度の状況と今後についてでございます。 本市の小・中学校校舎の耐震化事業の進捗状況につきましては、さきの他会派の代表質疑でお答えしましたところでございますが、平成24年度末の耐震化率は59.1%となり、平成25年度の耐震化工事完了後の耐震化率は66.7%になる予定であります。 今後の取り組みについてでありますが、校舎棟の2次耐震診断を平成26年度末までに終了し、その結果に基づいて順次耐震化工事を行い、平成28年度には全ての校舎棟の耐震化を完了する予定であります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号80でございます。質疑要旨は項3中学校費 目1学校管理費、中学校給食実施についてお尋ねをいただいております。 中学校給食の実施につきましては、さきの他会派の代表質疑でご答弁申し上げましたところでございますが、平成26年4月から市内全中学校で給食を実施する方向で、現在、配膳室設置のための建築確認申請や設計業務、大阪府との補助金協議など鋭意準備作業を進めているところでございます。 平成25年度には市立中学校6校に給食配膳室設置の工事をおおむね夏休み期間を利用して行う予定をしております。 なお、平成26年4月から市内中学校において給食をスムーズに提供できるよう、各中学校のいずれかの1学年で1回程度の給食の試食を平成26年2月ごろまでに随時実施してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○乾一議長 以上で一通りの答弁は終わりました。岸野友美子議員、再質疑ありませんか。 ◆6番(岸野友美子議員) それでは、整理番号順に従いまして再質問をさせていただきます。 整理番号64番、評価者研修実施業務についてお伺いいたしました。どの部署も、評価者が公平な目線で評価することにより、部下の的確な育成につなげていくことを目標にと、その他もろもろとご答弁をいただきました。 これは、もう今回で何回目になるんでしょうか。また、毎回課長以上の20名が対象ということでしょうか。 ◎塩野臣成総務部長 今回で5回目でございます。対象は、増減はありますけれども、大体20名ということでやっております。 ◆6番(岸野友美子議員) このような研修を通して、適切な勤務評価ができるような管理職としての役割を再認識していただけるよう、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 次に、整理番号65番ですけれども、接遇応対とマナー研修の実施業務についてお伺いいたしました。 これは、窓口業務を行う職員30名対象ということでお返事をいただいたんですけれども、まさに市役所の顔でございます。皆さんが来られて、そこにいらっしゃる職員の方々、市の代表となるところでございます。企業や商売の場合でしたら、すぐ売り上げに影響してくるところですね。岡本市長は、就任されて一番に、この市役所の窓口から改善され、市役所のイメージが明るくなったことは、目に見えた改革であったと思います。 ちなみに、ANA、飛行機ですね、ANAでは、いつも生き生き楽しそうに仕事をしています。お客様との出会いを確固たる信頼につなげるため、日々コミュニケーション能力を高め、育む努力を続けています。コミュニケーション力とは、テクニックではなく、人間力です。自分自身では気づかなかった強みを引き出し、達成感、充実感を得られることが大きな特徴です。「仕事の評価を高め、新たな躍進を目指すために」とANAでは掲げて、研修をされています。 また、市役所とは別のジャンルになるわけでございますから、でも、人と接することはどこのジャンルでも同じです。接遇研修により、自分自身のためになる。また、人間力を高めることで、市役所に来られた方も満足していただくことができるということが一番ではないかと思っております。 いろいろなジャンル向けの研修がありますけれども、共通しているのは、自分自身が会社の、また役所の代表である。つまり顔であるということを認識して大切にするということだと思っております。今も窓口のほうでも見ていだたいている方もたくさんいらっしゃると思いますけれども、皆さんが顔なんだということを自覚していただきたいと思っております。 来庁された方が気持ちよく用事を済ませて帰ることができるように、この研修の充実を要望させていただき、この項を終わります。 続きまして、整理番号67になります。亀の瀬の草刈り業務の委託料について、昨日よりたくさんの議員が聞いております。そして、私も聞かせていただきました。 シルバーに委託され、広さが7ヘクタールということで、かなり広大なために、必要な費用であるということでした。 昨年は、ボランティアを公募したが、大変少なく、職員の協力を要請したということで、大変ありがたいんですけれども、職員さんも毎年毎年そのような無理がかかってくるのも困ると思います。 国の土地で、上面利用が柏原で、その維持管理が発生するということでございますけれども、果たして上面利用をしなくてはいけないんでしょうか。この先ずっと市の費用で草刈りを続けていかなくてはならないのか。もしそうしなくてはいけないんやったら、この亀の瀬、もっともっと有効に使う策を考えてはどうかとも考えます。 でも、もし費用対効果が上がらないんであれば、もう思い切って上面利用はしないこと。そんなことも視野に入れていただきたいと思います。どちらかといえば、はっきり今の時点で、もう利用しない、上面は要らないよと。そういうことで進めていただきたいと思いますので、このことを要望させていただきます。 整理番号69番、基幹統計調査について伺いました。住宅・土地、そして工業統計調査の2つということで答弁をいただいたわけですけれども、住宅と土地統計調査は5年ごとに調査されていて、今回が10月1日から、本市では3,300世帯が調査対象ということです。また、工業統計調査については、柏原市内では、約400事業所が対象で、毎年12月31日を期日として実施されると答弁をいただきました。 この2調査に対しての106人なんですけれども、費用としては全額が国からの交付ということで、経済的には市の財政には関係なかったかなと。そこで思ったのは、回ってくださる調査員の方の接遇指導、これはもちろん当然されていると思うんですけれども、回られる106人に対しての接遇指導についてお伺いをいたします。 ◎北村達夫政策推進部長 お答えいたします。 統計指導員または調査員の接遇指導につきましては、財団法人統計情報研究開発センター発行の「統計調査員のしおり」というものを全員に配付いたしまして、その内容につきましては、市職員が十分詳しく説明し、納得してもらった上で、調査員、指導員につきましては、調査対象者に対しまして不適切な対応をすることがないよう指導に努めております。 また、さらに本市を含む中部9市で組織いたします中部ブロック統計協議会におきましても、毎年、調査員研究会を開催いたしまして、調査員の接遇態度のさらなる向上に取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ◆6番(岸野友美子議員) すごい長い名前で難しい、その調査の接遇をやってくださるということを理解いたしました。 調査されるほう、聞かれるほうですよね、何でこんなん聞かれなあかんのかなというような思いも出てくるんじゃないかと思います。また、お仕事とはいえどもストレスもたまってくるんではないかなというように思うわけなんで、紙に書いたその上だけで、マニュアルはこうよという簡単なものではなくて、その辺、心を込めて理解いただいて、指導のほうをちゃんとしていただけたらと思います。 これが一番大切な基礎資料になるわけですから、やるほうもやられるほうも協力、理解することが一番大事なことになります。ぜひともその辺の接遇問題もよろしくお願いいたします。 続きましては、整理番号72になります。病院の会計の繰出金、昨年より1,000万以上増額じゃないかと算出根拠を伺ったような次第でございます。 医療機器の購入に係る企業債の償還金の一部ということで理解をいたしました。以前特例債を借りましたよね。この特例債3億3,726万2,000円、これはあと3年ぐらいで返済終わるんでしたかね。これが終われば、単純にこの部分の3億ほどの繰入金というのは、減るというか、終わるんでしょうか。 ◎渡辺耕次財務部長 現在借りております特例債、平成27年度で償還が終わりますので、それ以降は一般からの繰出金は減るということになります。 ◆6番(岸野友美子議員) わかりました。ありがとうございます。 借りたお金ですから、返していかなあかんのは当然なんですけれども、病院のほうではいろいろとご努力をいただいていることはよく理解しております。その一つに人間ドック、やってくれ、やってくれと長いことお願いして、実現しました。初め10名ぐらいやったのが、1週間のうち5日間受けることになって、現実にお金を稼いでいるということは余りにもストレートですけれども、収益金アップされているんで、大変感謝しているような次第でございます。 でも、病院では問題が、まだまだ山積しているというように、思っています。そのようなことをお伺いしたところ、やっぱり医師、お医者様の数がふえなくちゃということもよくご理解をいただいておりますので、その目的に向けて努力をしていただいているということもお伺いしておりますし、よく見えております。本当に問題がいっぱいですので、これからもちょっと心を引き締めて病院経営では取りかかっていただきたいと思います。要望させていただきます。 次に、整理番号73、不活化のポリオワクチンとはどのようなものかをお伺いいたしました。 実は、私が子育てしていたころには、ただのポリオワクチン、生ワクチンだったんです。医学の発達によりまして、安全性が高くなったということは大変ありがたいことで、喜んでおります。 この実施ですけれども、その実施方法はどのように行われるのかお伺いいたします。 ◎植田眞功健康福祉部長 生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに変更になりましたので、それを契機としまして、それまで集団接種でやっておりましたのを医療機関での個別接種に変わっております。柏原市医師会と八尾市医師会に接種を委託して実施しております。 個別接種になることによりまして、子どもさんの健康状態を把握されているかかりつけのお医者さん、そこで接種することができますので、子どもさんの体調や親御さんの仕事とか、そういった都合を自分に合わせて接種を受けていただけるようになりました。安全性、そしてまた利便性が向上したと考えております。 ◆6番(岸野友美子議員) 大変うれしいお答えをいただきました。リスクが減って、それにまだ集団接種から個別でやっていただくことができる。かかりつけのお医者さんに、こっちの都合で「先生、この日に打ちたいんです。どうですか」みたいな感じのキャッチボールをして、オーケーをもらって行くみたいな感じですね。好きなときに行けるというのが、小さい子どもを抱えて育ててきたら、本当によく理解できることなんです。ありがたいなと思っております。 今、そしたらBCGなんですけれども、これは集団ですか。 ◎植田眞功健康福祉部長 個別でやっております。 ◆6番(岸野友美子議員) ありがとうございます。もうBCGも個別でやっていますということですね。私は、これは残っているのかなと思っていたんです。本当に重ね重ねうれしいことです。 長い間、私はこの場で乳幼児健診が国分地域でもできないかと、そのようにずっと要望してきたわけなんです。でも、少子化ですよと。子ども数が少ないので、国分でそれをやるには、経費のほうが大きくて負担がかかり過ぎだと。そういうお返事をいただいたんで、泣く泣くこれは我慢せなしゃあないかなと思ったんですけれども、それならば、とりあえず少子化、少子化と。この少子化に歯どめをかけることが先なんやと。そのように考えまして、前回からちょっとチェンジしまして、妊婦健診に対しての補助強化。きょうもほかの人も言っていましたけれども、妊婦健診に対して補助を強化してくださったら、子どもが産みやすくなる。子どもを産みやすくなったら、子どもがふえる。子どもがふえたら、年寄りを支える子どもも20年たったら大人になります。こういう三段、四段論法を考えまして、ぜひそういう健診にかけるお金をいっぱいくださいねと。いまだに要望させていただいているわけなんですけれども、だんだんと改善をしていただきまして、とてもありがたい状況になっておる柏原だと、そう思っております。 若いときって、本当に知らない間に通り過ぎるんです。一生懸命子育てして大変なんです、お母さんとしては。一生懸命頑張ってきて、ふと気づいたら、もうこの年になっているんです。もう孫の年やないかと。そうよね、孫の年になっているのに、こんなん私らの子どもを育てているときと改善されてないの。いまだに集団健診なのという状況でおりましたら、個別になっている。健診はまだですけれども、個別の接種に変わっていると。改善されているわけですよ。自分の子どもが子育てするころには、こんなこともあんなことも改善されていたらうれしいのになと思っていたことが、全部とは言えませんけれども、少しずつ変わっていっているところを見て、大変うれしく思っております。 ポリオも不活化に変わったわけでございますから、1つずつ努力していただいていることを見て、感謝も申し上げておりますので、子どもを育てる上においても、何もかもが、状況がよく変わるように、今後ともいろいろなご努力をお願いしたいと要望させていただきまして、この項は終わります。 整理番号74番でございます。青年の就農給付金についてお伺いをいたしました。条件はいろいろありました。大変なクリアせなあかんことがいっぱいなんですね。年間150万ではございますが、それをいただくにはクリアせなあかんこともあるかと思います。 この制度も、国から創設してくださっているんで、全額国からいただいてということで、5年間、150万いただけるわけなんですけれども、例えばその5年間で終わっちゃったときに、いや、もう路頭に迷うよ、これはあかんよという状況じゃ、せっかく費やしたお金がもったいないじゃないですか。年に2回、就農状況の報告に来なあかんというような状況だったと思うんですけれども、そんな折に側面からのサポートもしていただいて、それで5年で終わった後はしっかり自立できるように、そういうサポート体制もしっかりと組んでおいていただきたいと思います。 また、農業だけじゃなくて、国とかにお願いして、企業とか、部署が変わりますけれども、多方面でこういう給付を受けることができたらありがたいなと思うので、よそから取り入れるところも、ほかの部分の方もチェックしていただいて、取れる分があったらどんどん取ってきていただきたいなと要望いたします。 それと、この担当の方には、PRしないとわからない、こんないい制度があるのにみんな知らんよということでは、残念なことになりますので、周知度をぜひ上げていただきたいと思います。今はこれは広報か何かで発信しているだけですか。 ◎尾野晋一経済環境部長 今回の青年就農給付金と申しますのは、先ほど言いました要件の中、そのベースとしまして、いわゆる地域に密着している方ということが原則になっております。ですから、既にもう例えば雁多尾畑地区で農業を始めておられる方とか、あるいはそういう地区で既に実際にやられている方を対象になっておる補助でございます。ですから、急に来て、すぐにその人が補助金をもらえるのかといったら、そういうのではないということだけご理解いただきたいと思います。 ただ、ちょっとずれるかもしれませんけれども、実際に就農型の青年就農給付金の中でも、準備型というのがございまして、これは、まだ農業をやるということで、例えば農業学校であるとか、そういうものに行っておられる方が受けられる制度もございますので、こういうことに関して周知していきたいということも考えておりますので、よろしくお願いします。 ◆6番(岸野友美子議員) 例えば私が雁多尾畑で、お父さんが農業をやっていたと。45までやったと。いろんな条件、それに合ったと。こういう制度があるよというのを知るのは、どうやって知るんですか。 ◎尾野晋一経済環境部長 今の条件ですと、農業を引き継がれるという場合は、少しこの制度とは外れてしまうのかなと。ただし、新たにご自身が、お父さんもやられておられますけれども、それ以外で独立されてご自身が農業をされるという場合にとりましては、この制度がマッチする可能性はございます。 ◆6番(岸野友美子議員) そこで、その制度を知るのは。 ◎尾野晋一経済環境部長 我々もそうですし、JAさんも始めてきまして、この制度については周知を図っている状況でございますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。 ◆6番(岸野友美子議員) 農協さんとかで教えているし、でも、うちには来てくれへんわけでしょう。尾野さんが来てくれて、ほんで「岸野さん、こんなんあるよ」じゃないわけでしょう。 ◎尾野晋一経済環境部長 先ほど言いましたように、農業実行組合であるとか、地元の中で、例えば新規就農されている方もおられますので、そういう人を通じてというのが今のところ。もちろん市も当然PRをしていますけれども、どうしても先ほど言いましたように該当する方というのが限られてきますので、そういう地元に密着した方に対して声をかけていくというのが、今回の制度を受けることが可能となりますので、どうしても一般向けのPRというのは、ちょっと今のところできていないというか、しても無駄な場合はございますので、特定の方にという形でやらせていただいていますので、ご理解をよろしくお願いします。 ◆6番(岸野友美子議員) わかりました。 今回3名とおっしゃっていましたよね。この制度、国からお金をもろて、こうやってバックアップしてもらって、ありがたいなというのが本当に現状なんです。だから、利用していただけたら、市は一銭もかかりませんから、利用していただいて、柏原市自体が裕福になるというか、柏原市で、2世ではあるけれども、お父さんと離れて、私はここでやっていこうというて、でも、しんどいなと思っているときにバックアップしてくれるという、本当にありがたい制度なので、ぜひ皆さん、そういう人がいらっしゃったらどんどん使ってくれたらええなというふうに思ったんで、ちょっと掘り下げて聞きました。また、そういう方にはどんどん利用していただけるようにご努力をお願いします。この項、終わります。 整理番号75番でございます。市内一円の道路橋りょう長寿命化計画策定業務について伺ったわけなんです。 きのうも聞いておりました。これはトンネルの目視の件から、やっぱりみんなが見て、それで大丈夫じゃないやろうという部分も、担当課の方も重々におわかりだと思いますので、しっかり専門的にいろいろ調査してくださることだと思っております。 それと、通学路になるようなところもあると思うので、子どもたちが危険な状況にならないように、また名前のとおり長寿命化ということを目指して「今のうちにちょっと直しておいたら、かなり長持ちするよ、この橋は」みたいな場所がありましたら、しっかりとチェックをいただいて、策定をしていただきまして、またしっかりと要望をかけてお金もらえるようにも、補助対策の受けられる対象になるということですから、しっかりとやっていただきたいと思います。この項も終わります。 続きまして、整理番号77、竜田古道の里山公園の維持管理についてお伺いいたしました。きのうから、またきょうも朝から争点となっております。 きのうの岡本市長の他会派の質問のときのお話では、柏原がくれるからというならあげる、柏原が要らないのならそれでいい。法務局でも、柏原のものではない。柏原はもらわないと市長はおっしゃいました。 きょうの午前中には、5,000万円の維持管理費、残っていると思っていたけれども、結局残っていなかった。それはすまないとはっきりと謝ってくださいました。維持管理費は3市が持つものであると、そう考えていらしたということも理解をいたしました。 市長も同じ考え方なんや。柏原市の維持管理費と違うよ。3市で持つもんや、これは。そのように考えていただいていたわけですから、きのうもきょうも、これは委員会でやりますと皆さん言うてはるんですけれども、私、この委員会に入っていないもんですから、言う場所がないもんですから、ここでぜひ、一番、今、市長にお願いしたいことなんですけれども、維持管理費、柏原は単費では払うことに対して納得がいかないわけですから、それならば、市長が平成22年に交わされました覚書ですね、これをまた新たに変えてくださったら一番簡単じゃないかなと。市長のお考えも、3市で持つんや、柏原市は持てへんでとおっしゃっています。それなら、もう前の覚書はどうでもいいんですわ。これは法務局でどうのこうの、それも問題ないんですわ。新たにこの年度、25年の3月10日まで、市長さんがいらっしゃる間に、新しい覚書をつくっていただいて、過去のことはもうごちゃごちゃ申し上げません。新しい覚書で、維持管理費については、柏原市では持ちませんよ。3市で持つということを約束してください。新しい覚書で新たにやっていってくださいよという、本当に市長さん、同じ考え方やなと、きのう思ったんですよ。だから、ぜひ3月10日までの間に、新しい覚書におきまして、土地の譲渡はないという、全く更地にした考え方です。土地の譲渡はない。それで、維持管理費は3市が持つという覚書をぜひ交わして、3月10日の任期満了にやっていただきたいと。これは要望なんですけれども、いかがでしょう、市長、書いてくれますか。 ◎岡本泰明市長 もうちょっと早く言うてくれはったら、また車を運転して羽曳野、藤井寺へ走るんですけれども、もう今から話をしても結論は出ないだろうと。 既に、私がいつも申し上げましたように、正副議長と、それからもう一人どなたか議員さん、いらっしゃいまして、副市長ももちろんおりましたですが、論議といいますか、議論といいますか、なりまして、そのときに、私は、要するにあの5,000万のお金がまだ半分残ってるやないかと、そういう感覚をずっと持っとったんです。ところが、担当課の会計処理で、ちょっと複雑な会計処理の方法で、私は気がつきませんでして、副議長からそういう指摘受けて、ほんで、ほんまかと。そしたら詳しく説明していただきましたんです。ああ、それはえらいすんまへんと。俺はそれを勘違いしてたわ、間違うておったと、そういうふうに謝って、すぐにその場で決まったことは、副市長、おまえが行って話をしてこいと。議長も副議長も、もう一人どなたかの議員が聞いておられると思います。すぐにこっち側としましても行動を起こしております。 副市長が羽曳野、藤井寺市を訪ねまして、俗に言う整備費を何とかしてもらうということの話をまず露払いをしてくれと。それから僕が管理者会で話をしようと。それが1点。その点、今現在さぼってほったらかしてあるということはございませんので、ご理解いただきたいということでございます。 それともう一つ、名義が変わる、変わらんという話なんですが、僕もある方からちょっとアドバイスいただきまして、なるほどなと。やっぱり議会はなぜそういうふうに考えられるんかなということを、自分が納得できるというんですかね、わからなかったんです、実際の話。そしたら、議会のほうで何か弁護士さんに相談されて、この文書ではこういうふうになるやないかと、そういうアドバイスを受けておられるようで、だからあれは柏原市がもろたというふうな話に議員各位が理解されてるのとちゃうかなというふうに思いました。 ほんで、議長、羽曳野の市長に確認していただきましたですか。 ○乾一議長 いや、していません。 ◎岡本泰明市長 そうですか。 ○乾一議長 はい。内容ははっきりお聞きしていません。 ◎岡本泰明市長 そうですか。 けさほど言いましたように、北川市長がいつ来られたかということを議会から問い合わせがあったということを聞きましたので、ひょっとしたら問い合わせをされてるんじゃないかと思いますが、北川市長と私とが話をして、これは最近でございます、1週間、10日ぐらい前の話です。そのときに、再確認を私はしております。ほんなら、北川市長が自分の口で、柏原市がくれと言わない限りは渡しませんと、そのようにはっきり言明されております。 よって私もいろいろと、そんな説明は要らんぞとどなたかがおっしゃいましたけれども、そうじゃなしに状況というのは変わっているんです。私がその確認書をこしらえるときには、要するにその中を知らなかった。どんなものであるかというのを知らなかった。そんなものは理由になるかとおっしゃいますが、知らなかったことは事実なんです。私は、昭和30何年か、年でいいましたら40歳ぐらいから、今73ですから33年間、もちろんかつて議長もしました。しかし、30年以上昔の話で、今ずっとあの留所山を30年間ウオッチングしているわけじゃないんです。私どもも外国を飛び歩いて商売していましたので、留所山がどういう格好になっているかというのは、議員のほうが僕はよくご存じだと思うんです。やっぱりその当時、ずっと現職をしておられましたのでね。 それを知らなかったと言うたら、そんなもん通用するかいと言われたらそれまででございますが、これは事実です。それに気がついて、要するに受け取らないと。当初は知らなかったもんやから、藤井寺の前任者と非常に言い合いしまして、柏原へよこせ、嫌や、くれ、あかんというやり合いをそれは厳しくやりました。厳しく私は交渉して、もらいました。これはもらうということを了解とりました。ほんで念書へ入れました。 そやけども、とんでもない土地やというふうに皆さんもおっしゃいますし、私も下にコンクリートの箱が積み上がっているということがわかりましたので、要するにもう要らんと。柏原市がくれと言うたらおくれやと。そやけど、くれと言わへんかったら、もう要らんでと。そういう話し合いのもとに管理者会で話が終わっています。 だから、ここでもう再度はっきり申し上げます。あの土地は、私は市長をやっている間はもらいません。あと1週間ほどですけど。そやけど、次の後任者にも、その旨、ここに副市長もおりますので、申し伝えて、冗談でいつか話したと思うんですが、あの下に金塊が埋まってあって、あの山を柏原市が欲しいと言うたときに、書いてないやないかというてくれへんかったら困るんで、とにかく柏原市がくれと言うたときにはおくれやと。そのことはもう北川市長とはっきり確約いたしておりますので、どうぞその点についてはご心配いただかなくていいと。 もう登記がどうのこうのということはおいときましょうや。それをやりますと、また話にとげが立ってきますので、だからもうそれはおいといて、とにかく私の在任中、また終わってからも、要するに柏原市の皆さんが、あれをもうてこいというふうな話になるまではもらいません。はっきり申し上げます。 ◆6番(岸野友美子議員) ありがとうございます。 今はっきりいみじくももらったということを一言おっしゃいました。もらった後で、これは要らんから、要らんと言うたということもおっしゃいました。 今までに、ここへ来るまでにいろんな話がいっぱい、いっぱい出てきて、論争を繰り返してきたんですけれども、まだ岡本市長の任期中でございます。岡本市長の気持ちは一緒なんですよ、私たちと。もう柏原市からの負担をかけんと3市で持つんやということだけ、一緒なんですよ、それも。土地も要らんというのも一緒なんですよ。だから、もう深く何も考えずに、岡本市長がいらっしゃる間に新しい覚書を交わしてさえくだされば、前のことはもうそれが終わっちゃうわけなんです。 だから、今、岡本市長在任中に、22年度にはこんなこともあったけれども、それはもうええねん。新しい覚書、これは25年3月の1日でも結構です、きょうでも。きょうは不可能ですけれども、そういう在任のときに新しい覚書を書いてほしいという。どこかでボタンをかけ違っているだけの話なんです。すごくこれは単純なお話だと思います。 何で単純かという指摘をさせていただくか。気持ちが一緒だからです。議員の気持ちも市長の気持ちも、この土地は要らんのや。一緒です。この維持管理費も、何も柏原市で持つんとちゃう。3市で持つんや。この2つが一緒なんですから、それならば、もう本当に頭を空っぽにしていただいて、市長が在任中、覚書を書いていただく、それだけだと思っておりますので、要望。 ◎岡本泰明市長 よろしいですか。 残された日がもう幾ばくもございませんけれども、藤井寺市長、羽曳野市長、向こうも今、議会中やと思うんです。その日程を聞いて、もし日程が合えば最大の努力をすると。そのことを申し上げたい思います。 今、岸野議員おっしゃっていただきましたように、私も一番当初はあの山をもらいたいと。柏原市にあるんだから、3市でどうのこうのと言うよりも、すぱっと柏原市にもろて、柏原市でやったらええやないかという考えを持っておったんです。これは事実です。 その当時の他市の市長さんが、あかん、やれへんという、物すごい厳しいあれやったんです。そしたら、あの協定書に渡すがなというてとりあえず書いておこうというのが、事務局の判断であれを書いたわけです。ほんで、要するに、あの裏には、柏原市が必要な場合はおくれやと。最前言いましたように、地下に金塊が、これは冗談ですよ、埋まってあることがわかって、くれと言うたって、書いとけへんかったらもらわれへんがなと。そういうような含みもあって、とにかく文書を書いたと。 そやけども、羽曳野の市長も私も藤井寺の市長には確認しておりません。私と一緒やと思います。もうはっきりこのことについては、2月5日の日に北川市長が2階の私の部屋へ来られまして、そこで話をきっちりしました。そしたら、北川市長も、柏原市からくれと言わん限りは渡しませんということは、もうはっきり申されております。私も先ほど申しましたようにもらいませんと。 それは、その時間の経過で、これは冗談ですよ。ええわと思って結婚したけれども、要らんわと思って離婚するわと。そういう例でも世の中に多々あることですから、その当時は、私はいいと思っておった。ところが、状況の変化で、あかんとわかった。そやから要らんと。だから、もう名義は変わっていないと。要するに向こうで確約していることは、柏原市がくれと言うまでは渡せへんと。そういう確約もあるよと。それが、いわば僕にしたら、例えば大人の話やと。一々字に書いてこないしてくれということは必要である場合もあるし、ない場合もあると。ところが、この場合は必要であるというふうにお考えやから、私は残された時間、そのことに最大の努力をいたしますので、よろしくお願いいたします。
    ◆6番(岸野友美子議員) ありがとうございます。とても話が簡単やなと思いました。もう相手も承諾している。こっちもこういう気持ちやと。ということは、あとはほんまに3月の任期中に覚書が交わされるという、努力をしてくださるという答えもいただきましたので、もう深く考えるのはやめましょう、市長。本当に金塊があったらええのになという気持ちもあります。出てきたらええのになという気持ちがいっぱいなんですけれども、それはさておきまして、では、お約束をしていただいたということを受けとめさせていただきまして、任期在任中に覚書を新たに書いていただける。柏原市に土地は譲渡されない、3市で維持管理費は持っていくという方向でぜひお願いをいたします。終わります。     (「あくまで努力するということですよ」の声起こる) ◆6番(岸野友美子議員) はい。そういうことでお願いをさせていただいたんで、もう市長も男でございます。しっかりと努力いただけるもんやと思っておりますので、実現の日を楽しみにしております。この項を終わりまして、次へとまいります。 整理番号78番、歴史の丘の展望台公園の施設管理業務の77万5,000円は、どこに委託されたのか、算出の根拠を伺いました。シルバーに委託されましたという返事を伺ったわけなんです。それは何でかといったら、最大高低差が16メートルの傾斜地やったために、ボランティアでは危険だということで、シルバーさんに委託して、こんな金額になったとお返事いただいたんですけれども、あれは初めから高低差16メートルずっとあったんですけれども、つくる前、計画する前から16メートルは見えていたと思うんですけれども、それはおいておきまして、消耗品と原材料についての内容をちょっとお伺いしたいです。お願いします。 ◎栗野秋光都市整備部長 維持管理費のうち消耗品につきましては、地域との共同作業で必要となりますほうきやごみ袋などの清掃用具、剪定ばさみなどの管理用具の購入、地域との協働で植栽する草花等の購入を予定しております。 また、原材料につきましては、防草シート、土砂どめネットなどののり面補修材料の購入、園路の補修材料、また現在、全体的に植栽が少ないということでございますので、樹木の購入などの費用として計上しております。 以上でございます。 ◆6番(岸野友美子議員) これ、消耗品で50万、原材料で44万2,000円、結構なお値段やなというふうに考えます。まだまだこれは軽減できるんじゃないかなと思ったので、精いっぱいの節約をしていただきたい。削れるものはどんどん削っていただいて、はさみなんか一回買ったらずっとありますよね。ビニール袋とかごみの袋とかは消耗品ですけれども、とても安いものだと思います。年間ではございますけれども、50万と44万という金額はとても大きく感じております。一般主婦の感じからいくと「へへい」という状況なので、ぜひ節約、削減をお願いいたします。 昨年の3月なんですけれども、この問題、私も質問をさせていただきまして、まだ工事中でございました。会派から視察に行かせていただきまして、工事中のところを歩いたんですけれども、うちの会派、相棒は若いんですけれども、私は10も上なので、はあはあ言うておりました。これは大変やなと。下から上がっていくのは、かなりこれは厳しいよと。上からおりるふうに利用される分にはええのかなと。それはともかくなんですけれども、そこで、この高低差があって、この維持管理費で、これは当然の話です。それはいいです。 そのときに、日陰になる場所がなかったので、ぜひ日陰をつくってほしいよと。公園にせっかく行ったのに、みんな業平道やらあっちこっち行って帰ってきて、行ったのに日陰も何もない。ただただすごい高低差のある公園ではちょっとあれなんで、日陰をつくってほしいと要望させていただきました。また、先日、会派で、はあはあ言いながら行かせていただいたんですけれども、大変きれいになっておりました。 そこで、お願いさせていただいたときに、議長にお許しをいただいたので、ちょっとこの資料を見ていただきたいかと思うんですけれども、裏表一緒です。これができ上がりました。これはパーゴラというんです。初めて聞いたんですけれども。そのときには、あずまやなんてお金をかけんでええから何か日陰をつくってくださいとお願いした結果、このパーゴラなんですけれども、早速に受け入れていただきましてありがとうございます。 これ、写真だけでは、すのこ状態ですよね。すみません、どのように日陰になるのかちょっとご説明いただけますか。 ◎栗野秋光都市整備部長 地元と協議いたしまして、藤を植栽する計画でございます。 ◆6番(岸野友美子議員) 藤って、そんなにすっと伸びて、すぐ日陰になるんですか。どれぐらい年数がかかりますか。 ◎栗野秋光都市整備部長 藤が日陰をつくるについては、二、三年はかかると思いますけれども、それにかわるようなまたいろんな方法も地元と協議しながら決めていきたいと。例えば、すのことか、それもまたありかなというふうに感じておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆6番(岸野友美子議員) わかりました。藤がこうって、大分時間がかかるかなと思ったので。今、すのこということもおっしゃいました。せっかく建てていただいたものですから、ぜひとも日影がすぐできるようにご努力をお願いいたします。 昨年の3月に、このお話を聞いたとき、90%が補助金であると。国からどっといただいて、府からももらって、市はちょっとやねんでということをおっしゃったので、それはいいなというような気持にもなったわけなんです。これが、太平寺のミュージアム構想の最終になるというお話を聞いておりました。 そのときに、維持管理費は地元でと言われていたわけなんで、何で、地元ちゃうん、お金要るのというのが「えっ」と思っている状況なんですけれども、この金額を見たら、177万7,000円という管理費ですよね。今、節約してしてとお願いしたわけなんですけれども、これって毎年毎年どれぐらいかかるんでしょうか。 ◎栗野秋光都市整備部長 現在、新設の公園ということでございますので、当初、地元からの要望、小規模な改良などが考えられます。数年で落ちつきましたら、維持管理費も少し安い金額でできるんじゃないかなと思っております。 ◆6番(岸野友美子議員) はい、わかりました。ずっとずっと節約せいばっかりの話ですから、ご理解いただいたかと思いますけれども、できれば経費というのは最大限に抑えてください。 例えばミュージアム構想を繰り広げていただきまして、充実させて、ほかの市からも人がいろいろ来てくれて、たくさんの人が、例えばサンヒルへ行って食事するとか、業平道を歩いていただいて、柏原にいろいろプラスになるように、ブドウとかワインにも興味を持っていただけるとか、こういうことに関しては、商工会のほうとかでも協力いただいて、おいなーれもそのような類いになろうかと思うんです。ご努力もいただいているというのはよくわかるんですけれども、地元の関連の方々にも協力をいただいて、活性化に努力していただけるとありがたいなと思っております。 せっかく道も整備されまして、電柱も木目調になっているんですね。あれ、木目調、張っているのかなと思いながら見せていただいたわけですけれども、ミュージアム構想、大阪府下6市で、その中に入っているわけですから、地域の強みを生かして経済の活性化につながるように、何度も言いますが、無駄な経費は抑えていただいて、今後ともよろしくお願いいたします。この項、終わります。 整理番号79と81をあわせて小・中学校の耐震のことでお伺いをいたしました。これはもう再質というよりも要望でございます。 きのうから、そしてきょうも多くの議員が質問をされておりまして、これはもう思いは皆同じでございます。 初めの予定では、平成37年ぐらいに終わる予定とおっしゃっていたわけです。この耐震化も、前倒し、前倒しで、ずっときのう、きょうの話で、平成28年には校舎棟の耐震化を完了する予定ということで、10年も早くなったことに感謝をいたします。ありがとうございます。 ただ、災害はいつ来るかわかりませんから、安心はできません。耐震が完璧になるまでは、学校としても防災意識を高めていただきたい。3・11の釜石の奇跡、ありましたね。あれに倣って、自分の体は自分で守るんだという訓練をすることが大変大切だということを3・11から思っております。学校現場では、耐震化とあわせて防災意識も高めていただきますようお願い申し上げます。要望に終わります。 続いては、整理番号80の中学校給食です。 大阪での実施率はとても低いと。全国的に見て、学力や体力を初め中学生の成長の源となる食を充実させて、大阪の教育力の向上につなげるため、府内で中学校給食を広げるべく、平成23年度から平成27年までの5年間に市町村への財政的な支援を行うということで、当時の橋下知事のもと、これが前へ進んだかと思います。 市長、覚えていらっしゃいますか。私がこの話を一番にしたときに「中学校給食、市長、お願いします」と言ったら、市長は「そんなもん、弁当は母ちゃんがつくったらええねん」とおっしゃったんですよ。覚えております、私は。 そのときにはそういうお話でしたけれども、市長もいろいろと考えていただきまして、時代の流れ、母ちゃんでなくても、愛情表現をここでせんでもええかなということをご理解いただいたときには「岸野議員、何やってんねん、さっさとせんかい」という叱咤激励の言葉もいただいたんですが、覚えていただいていますかね。 ◎岡本泰明市長 この話は、そう言うたかもわかりません、お母ちゃんがつくったらええがなと。そやけども、これも時代の流れで、恐らくこの中学校給食、私、チェックしていないですかね、大阪府下でも早いほうと違うかなと思っております。 といいますのは、私の市長室で当時の橋下市長とさしで話をして、補助金を半分にしようか、何をこうしようかということを取り決めさせていただきました。だから、大阪府のいわゆる中学校給食というものに対しましては、僕は大阪府全体の市から多大な、いわば、岡本さん、よう言うてくれはりましたと。だから、橋下知事も腰を上げて、わっと給食にいくようになったんやと。そういうような言葉もいただきます。 自分としましては、要するに状況状況によって、これは必要やと思ったら、ぜひやろうと。これはもう勇猛果敢に学校給食というものに取り組みました。ほんで、岸野議員、議長もやっておられて、よく理解していただけると思いますが、当初はいろんな抵抗があった。そやけど、やると決めた限りは、絶対やらなあかんというて叱り飛ばして前へ進めさせたといういきさつもあります。 そういう意味で、26年にはでき上がるということ。私はもう山の上へ上がって、黒い車に乗って向こうのほうへ行っているかもわかりませんけれども、もし仮にそこへ行ったとしても、そこから眺めて、できたなと思って、にこっと笑っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆6番(岸野友美子議員) 本当に市長の大きな功績だと、これは認めてまいります。本当に初めに「母ちゃん、つくったらええねんがな」と言われたのは現実でございます。でも、時代の流れ、いろんなことをご理解いただいたということも、本当に現実でございました。ここまでたどり着いたということで、私もこれは悲願がかなったということで感謝を申し上げております。 これからも市長は山の上で見ているかもしれませんけれども、まだ9月まではしっかりと私もこれにかかわって、現在、給食組合の議長を仰せつかっておりますので、しっかりとチェックし、またいい方向へと進むように努力を続けてまいります。この項、終わります。 続きまして、整理番号82、指導監査の対象となる社会福祉法人を尋ねました。市内で8法人というお答えをいただきました。プロの目線で、また市民の目線も取り込んでいただいて、今までに大阪府がやってきたわけでございますから、大阪府に負けないように柏原市としてもしっかりとやっていっていただきたい。これはもう要望で終わらせていただきます。 これで最後となります。続きましては、整理番号83、インフルエンザ等対策本部の条例の制定の趣旨と対策についてを伺いました。緊急事態宣言のときに対応できるようにという理解をいたしました。 その新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画、これはいつごろできるんでしょうか。 ◎植田眞功健康福祉部長 議長、すみません。 先ほど整理番号79の関連で。 ○乾一議長 先に訂正されますか。 ◎植田眞功健康福祉部長 はい。 ○乾一議長 今の質問に先に答えてください。 答弁してください。 ◎植田眞功健康福祉部長 すみません。 新型インフルエンザ等対策特別措置法では、市町村の新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画は、まず都道府県の新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画に基づきまして作成するものとされております。その都道府県の同計画は、国・政府の新型インフルエンザ対策の実施に関する計画に基づいて作成されることになっております。政府の計画は、ことしの夏までには制定されると府から情報を受けております。府の計画が、この後に作成されまして、市の計画は、その後になるかと考えております。 ◆6番(岸野友美子議員) じゃ、政府がやって、その後、府になって、政府は夏ぐらいに完璧に終わるやろうと。その後ということですね。 そしたら、新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画が作成される前に新型インフルエンザ等緊急事態宣言が発表された場合はどうするんですか。 ◎植田眞功健康福祉部長 現在、平成15年に問題となりました新型肺炎SARS、これに対処するために作成されました柏原市感染症健康管理マニュアルというのがございますので、それによりまして対処したいと考えております。 ◆6番(岸野友美子議員) はい、わかりました。 つい最近なんですけれども、ごく身近でインフルエンザが発症したんです。その取り巻いている人たちが誰一人としてうつらなかったんですよ。まあ、つき合いが悪いといえば悪いでしょうかね。こういうことは悪いほうがいいわけですよね。最悪の状況にはならずに済んだんです。ともかく、最悪の状況を予知して、迅速な対応をすることが、市民を守る役所の使命であると考えております。 もしものときは、以前のSARS、あのときの柏原市感染症健康危機管理マニュアルで対応していただくということで理解をいたしました。もしもというのは起こらないことがどこの何でもベストなんですけれども、何が起こるかわからないのが世の常でございます。転ばぬ先のつえという言葉もあります。もし被害が出ても、その被害をなるべく小さくすることができるわけでございますので、政府、府と進みましたら、速やかにこの柏原市でも制定をお願いしたいと思います。 これで終わりなんですけれども、訂正いただける。 ○乾一議長 はい、一旦終わってください。 ◆6番(岸野友美子議員) とりあえずこれを終わらさなあかんのですか。 それでは、私がこの回、質問をさせていただきました全てが終了いたしました。ご答弁をいただきました皆さん、どうもありがとうございました。 ○乾一議長 植田健康福祉部長から訂正の申し出がありますので、発言を許可します。その場所で結構ですよ、出にくいから。 ◎植田眞功健康福祉部長 すみません。先ほど、整理番号73のところなんですけれども、先生、BCGは集団か個別かというところで、私は全部個別接種というような意味で個別と発言させていただいたんですけれども、一部個別でございまして、まだ集団が残っております。今後、議員おっしゃるように個別に向かうように努力してまいりますので、個別で全てやっているというわけではございませんので、訂正させていただきます。よろしくお願いします。     (「議長」の声起こる) ○乾一議長 終わってもうた。後で聞いてください。 以上で、市民・民主クラブ代表者の質疑を終わります。 この際、お諮りします。本日の会議時間は、議事の都合により、これを延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって本日の会議時間は延長することに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午後4時30分 △再開 午後4時48分 ○大坪教孝副議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 議案に対する個人質疑を行います。それでは、藤森洋一議員、登壇願います。     〔11番 藤森洋一議員 登壇〕(拍手) ◆11番(藤森洋一議員) 皆様、11番議員の藤森洋一でございます。議長のお許しをいただき、平成25年度第1回本会議におきまして質問の機会を与えていただきありがとうございます。 また、傍聴の皆さん、雨の中ありがとうございます。 先日の2月10日の市長選挙で後任の新市長が決まりました。岡本市長におかれましては、残された任期を後は野となれ山となれじゃなく、立つ鳥跡を濁さずの精神で挑んでいただきたいと思います。 それでは、整理番号順に質問させていただきます。 整理番号85番、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目4財産管理費、庁舎施設管理費について。本年度予算に、市役所本館庁舎の耐震対策に関する予算がありませんが、24年度の予算で実施した本館庁舎の耐震診断の結果はどうであったかお伺いします。 整理番号86番、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費、有害鳥獣駆除対策事業について。有害鳥獣駆除業務委託料が平成24年度に比べて107万円も多くなっているが、増額の根拠をお願いします。 整理番号87番、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費について。岡本市長は、この公園を環境事業組合へ返すといっていたのに予算がついている根拠をお伺いします。 整理番号88番、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、歴史の丘展望台公園維持管理費について。市長は、この公園については地元の方々と協働で管理していくので経費は発生しないと言われていましたが、なぜ施設管理業務委託料が発生しているのかお伺いします。 整理番号89番、議案第7号 平成25年度柏原市市立柏原病院事業会計予算、収益的収入、款1病院事業収益 項1医業収益、医業収益について。2月19日の本会議で石井事務局長が、25年度はベッドの稼働率が80%、外来患者を1日453人にすると言われましたが、その算出の根拠をお願いいたします。 以上で、私の1回目の質問を終わらせていただきます。理事者におかれましては、限られた時間でございますので、簡潔に答弁をお願いいたします。 ○大坪教孝副議長 藤森洋一議員の質疑に対し、答弁を求めます。     〔塩野臣成 総務部長 登壇〕 ◎塩野臣成総務部長 藤森洋一議員の議案に対する個人質疑のうち、私からは整理番号85についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目4財産管理費の庁舎施設管理費のうち、平成24年度に実施いたしました耐震診断の結果についてお尋ねをいただいております。 これにつきましては、他会派のご質問でもご答弁させていただきましたように、既に業者の診断は終わっており、現在、一般財団法人大阪建築防災センターによる診断結果の判定を待っているところでございます。具体の耐震化方法につきましては、その結果を見て、議員各位にもお願いをし、関係各部署の職員ともども検討会的なものを立ち上げ、この本庁舎の今後のあり方について協議検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔尾野晋一 経済環境部長 登壇〕 ◎尾野晋一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号86につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費、有害鳥獣駆除対策事業について、平成25年度の当該委託料が平成24年度に比べ増額となる根拠についてお尋ねでございます。 有害鳥獣駆除業務委託料につきましては、定額で支払う基本料金と駆除数に応じて支払う出来高金を合わせた額と定めております。有害鳥獣によるブドウなど農作物への被害が年々増加傾向にあることから、その対策として、平成25年度は捕獲業務の見直しを行いました。具体的には、市内にある全ての捕獲おり、イノシシ用48基、カラス用5基への餌の補充や仕掛けの点検などについて、平均週3日以上の巡回を2人以上の体制で実施することといたしました。その上で、これに係る人件費や車両の燃料費などを積算した額を平成25年度の基本料金と定めた結果、平成25年度の当該委託料が平成24年度より107万円増額となったものでございます。 なお、有害鳥獣駆除業務につきましては、その業務の特殊性から、引き続き大阪府猟友会柏原支部へ委託する予定でございますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔栗野秋光 都市整備部長 登壇〕 ◎栗野秋光都市整備部長 続きまして、私からは整理番号87番及び88番につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号87番でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費についてでございます。 竜田古道の里山公園は、平成23年4月に都市公園として開設し、この4月で3年目を迎え、市民の皆様に親しんでいただいております。現在は、都市公園としての景観を保持すべく、草刈りを中心とした維持管理作業を行っているところでございますが、市民ボランティアで植栽された桜や梅などが順調に成長し、開花時には多くの市民の方々に来園していただけるよう、剪定や施肥、沿道などの整地を行い、四季折々の草花を楽しんでいただいているところでございます。 そこで、平成25年度で予算をお願いしております維持管理の内容でございますが、公園事務所に中心となる嘱託職員1名を配置するとともに、維持管理に必要な水道代や電気代、機械の修繕料及び保険料、浄化槽の管理委託料、公園の維持補修用の原材料費等の予算をお願いしているものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号88番でございます。質疑要旨は、歴史の丘展望台公園維持管理費についてでございます。 歴史の丘展望台公園は、平成23年度より整備に着手し、平成25年4月開園を目指して現在も鋭意施工中でございます。完成した後の維持管理につきましては、地域の皆様との協働作業により、四季折々の花を咲かせる草花の植栽や花壇の除草などを行い、斜面地の草刈り作業並びにサツキ、ツツジ等の低木や生け垣など樹木の剪定作業が必要となるため、職員や本市委託によるシルバー人材センターを利用した維持管理作業で対応することにより、地域に根差した公園を目指していくものであります。 これからも市民の皆様に安心して利用していただけるよう公園をより良好な状態に保っていきたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕 ◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号89についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第7号 平成25年度柏原市市立柏原病院事業会計予算、質疑要旨は、収益的収入、款1病院事業収益 項1医業収益、医業収益について、特に算出の根拠についてお尋ねでございます。 他会派のご質問でもご答弁いたしましたように、当初予算編成に当たりましては、新たに策定しております市立柏原病院新改革プランにおきまして、平成25年度のビジョンとして掲げております諸施策の実行を前提とし、まず平成24年度決算見込み数値を算定基礎といたしまして、病床稼働率を10%アップし年間病床稼働率を80%、入院診療単価を5%アップし4万90円、外来患者数を10%アップし13万3,704人、外来診療単価を7%アップし8,890円と見込み、算定しております。また、その他医業収益には、人間ドッグセンター「ヴィゴラス」の収益約6,000万円も見込んでおります。 平成25年度におきましても、職員がより一層一丸となり、明確な目標に向かい邁進し、達成することにより、経営の安定化を図り、地域の基幹病院としての役割を十分果たしてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○大坪教孝副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。藤森洋一議員、再質疑ありませんか。 ◆11番(藤森洋一議員) それでは、整理番号順に再質問をさせていただきます。 まず、整理番号85番、庁舎施設管理費についてですが、市役所の庁舎の耐震診断調査については、24年6月に私は質問させていただいております。そのときは2月ごろに受ける予定であると聞きましたが、まだ結果は出ていないようですね。それでいいんですか。 ◎塩野臣成総務部長 そのとおりでございます。 業者による診断につきましては、順調に耐震診断を終えております。あとはセンターのほうで、その内容が適正であったのかどうか、これを判定していただいております。これについてセンターのほうで若干のおくれが生じているようでございます。 以上でございます。 ◆11番(藤森洋一議員) こんなことは、こっちからもっと積極的にどうなってるねんと言うていくのが本当やと思いますよ。あした、きょう、これから地震が起こるかわかりませんよ。一日も早いほうがいいと思います。 それともう一つ、この庁舎施設整備事業は平成22年予算化されていました。市長のパフォーマンスか知りませんけれども、予算公開ヒアリングで減額されております、物すごく。そのときの座長、判決が出ていない、まだ有罪かどうかわからんというようなことを市長は言うてはったけれども、有罪が判決出ました、この人。そのことには、ここでは言いません。 北海道の旭川市、この市役所の総合庁舎の耐震診断の結果は、耐震性が極めて低く、補強工事も無意味と評価されました。専門家は、3か4の地震で倒壊のおそれがあると、こういう結果が出ています。この柏原市の庁舎も、1997年に実施して、耐震補強をしても安全性が保てないとされながら、14年たっていました。抜本的な対策もとっておらず、市の姿勢が問われる事態になっています。 財政が厳しいのは、どこにいても同じですよ。立派な建物をつくれとは言いません。多くの職員が、多くの市民が出入りする市の中核、市役所を安全な場所に建てていただくことを要望しておきます。 整理番号86番、有害鳥獣駆除業務委託料については、25年1月末までに捕獲した実施と25年度の捕獲目標が出ておりましたらお聞かせください。 ◎尾野晋一経済環境部長 まず、平成25年1月末現在の捕獲頭数でございますが、イノシシは203頭、アライグマにつきましては35頭、カラスにつきましては264羽をそれぞれ捕獲、駆除しております。 それと、予定頭数でございますが、頭数につきましては、昨年、平成24年度と同等で、イノシシにつきましては大きい30キロ以上を含めまして約200頭、カラスにつきましては300羽、アライグマについては、ちょっと算定とは外れていますので、以上でございます。 ◆11番(藤森洋一議員) 私は、もっともっととってほしいです。これ、平成22年度は332万7,000円で、イノブタでいいますが、285頭、23年度は301万4,000円で172頭。この年は、有害鳥獣駆除員制度をとっていました。それで頭数は少ないと思います。そして、24年度は、元に戻して猟友会柏原支部と委託契約を結び、280万円の予算で、今お聞きしたところ203頭ということで、去年のやり方は一体何やったかんなと思います。また、誰の発案だったか聞きたいところですが、きょうは聞きません。 また、どの議員か知りませんけれども、イノブタの駆除のことで私が反対をしていると言われていると聞きましたが、私は駆除を反対しているんじゃないですよ。税金の無駄遣いになるような取り組みを反対しているだけです。 私は、昨年から言われている駆除員制度については、機会あるごと、前に質問した真意はわかっていただけたと思います。有害鳥獣で柏原市はイノシシと言っていますが、イノシシとは違います。イノブタです。イノシシは、年に1回、三、四頭の子どもを産むだけです。イノブタは、年2回、1回に10頭近い子を産みます。ふえ方が違うんですよ。農業生産者の方も、もうこれにはほとほと疲れておられます。だから一頭でも多くとっていただきたい。 しかし、税金の無駄遣いはだめですよ。今後ともそれに努力していただくようにお願いしておきます。 続いて、整理番号87番、竜田古道の里山公園維持管理費について。 今まで、皆さんいろいろ質問してきはりました。さっき岸野議員の質問で、市長は、話し合いに行くと。それは市長、もっとさきの議員のとき、それ言うてもうたら、そんなごちゃごちゃなることはなかったと思いますよ。 それと、1つお聞きしたいんですけれども、柏原市とURの契約の中で、あの土地は3市の組合から柏原市に所有権が移ったとなっていると思いますが、そのことについてはどうですか。 ◎栗野秋光都市整備部長 あの土地につきましては、名義は変わっていません。柏原市ではございません。 ◆11番(藤森洋一議員) 3市の組合になっているんですね、今も。     (「はい」の声起こる) ◆11番(藤森洋一議員) わかりました。間違いないですね。 それと市長、これ、もう僕は去年の暮れから、12月の議会、市長とやりとりして終わってしまいました、途中で、時間が来てしもうてね。その中で、市長は、あの覚書、破ったらしまいやないかと、こういう答弁でしたね。市長、今はそれでも、どうですか、今の市長の気持ち。破ったらしまいやと思ってはりますか。 ◎岡本泰明市長 あれは、例えばの話、それほど効力のない紙であるという意味で申し上げましたんです。 けさほども他会派の皆様にお話ししておりますように、一番の重要な点は、管理者間、副管理者の話し合いで決まったことであります。その決まったことを、岸野議員にもご説明申し上げましたように、要するに北川市長は、柏原市が必要であれば渡しますと。必要でなかったら渡しませんと。そのことを岸野議員が書類でもうてきてくれと、こういう趣旨のことをおっしゃっておられました。それで、時間が差し迫っておりますが、そのように最大の努力をしますという約束をいたしました。 よって極論すれば、確約書、それから覚書、そういったものは、ある意味では当事者間が、そのときの状況が変化したと。それを一々状況が変化したから、この確約書を書き直す。そういうふうなことよりも、当事者間で話し合いして、状況が変わったなと。そしたら今度こないしましょうかということを話し合いします。それを、あの確約書、覚書は、要するに事務局がつくるんです。その事務局が、どんな理由か知りませんが、管理者、副管理者でそういう話をしたということを認識しております。北川市長もそのことははっきり申されております。 よってこれ以上説明をせいと言われましても、要するに確約書で、要するに実際の名義は移ってないというのは事実です。つくり上げたわけでも何でもございません。けさほども、余り信用ないので、法務局に今から走って謄本を上げてくるかというような話もしたんですけれども、いや、そんなんせんかってええやないかと。議会で上げてはるのと違うかというような雑談的な話も含めて、要するに事実は登記が移ってないと。その登記が移ってないことの理由は何やというたら、そんなこともうごちゃごちゃ言うなと議席でおっしゃっていましたが、要するにその状況を理解してもらわないとわからんわけです。 というのは、初めは、私は正直に申しますように、あの土地は欲しいと。柏原市にありまして……     (「岸野議員の答弁と違うがな。そんなことあります言うたら」の声起こる) ◎岡本泰明市長 それを言わんと、ほんならもう答弁することないですがな。 ◆11番(藤森洋一議員) 私も同じですよ、この覚書、これを岸野議員は場所を変えてくれと言うたけれども、私は、これをお互いに2人、市長と北川市長と寄って、前で破ってゼロにしてください。努力はだめです。 ◎岡本泰明市長 そのようになるように最大限、努力やなしに一生懸命走ります。 ◆11番(藤森洋一議員) ということは、そういうふうになると思ってよろしいですね。 ◎岡本泰明市長 そのように決めつけられても困ります。というのは、相手もあることやし、私もこの土曜、日曜日、もう予定がいっぱい詰まっておりまして、来週も予定が詰まっております。退任するまで毎日予定が詰まっております。そして、羽曳野の議会も、藤井寺の議会もございますし、すぐに連絡とってお会いできる日を、要するにアポイント、約束をしたいなというふうに思っております。 ◆11番(藤森洋一議員) そしたら、それは向こうがうんと言うてくれるまで市長は行ってくれるわけですね。 ◎岡本泰明市長 任期中は行きます。 ◆11番(藤森洋一議員) これ、任期中と言わはっても、もうあと何ぼもないから、努力してんけどあかんかった、これが一番つらいでしょう、それを言われるのは。可能性はゼロじゃないです。そやから、私らゼロにしてほしいんです、可能性をもう。絶対に向こうへあそこのところは返すと。ほんで維持管理費も出してもらうというふうにやってほしいんです。これは、皆さん同じ気持ちやと思いますよ。 私は、そこを市長、やるのやったらやる。とことんやってもらえ。というのは、私も12月、市長に対して白紙に戻してくれとあんだけ言うたんですよ。それから、今、岸野議員のきょうのあれで、行ってくるがなと。せやから、もう市長、はっきり言うてくださいよ、返すということを。 ◎岡本泰明市長 現在進行中でございます。初めから、よく外交でも、テレビ見ておりましたら、何々級が話をして、次官級が話をして、局長級が話をしてという、そういうことをよくテレビでやっております。それと同じとは言いませんよ、小さな市ですから。副市長がまた2市を回って話の地ならしをしております。ある日突然行って、これをこうしてくれと言うたかって、なかなか話が、お互いの考えがありますから、やくざの世界と違いますので、政治的な話ですので、それは、今、藤森議員のおっしゃっていますそのことを最大限取り入れさせてもうて、副市長もここに来ておりますから、今、最大限努力をいたしております。 それは、またちょっと名前を出して叱られるかもわかりませんけれども、議長室で話をして、もうあした、あさってすぐ行きますという約束をして、一生懸命働いておるということは事実でございます。 ◆11番(藤森洋一議員) 私も建設委員には入ってないので、ここでしか言われません。市長がそこまで言わはるのやったら、建設委員会で、またいろいろ皆さんの質問を受けてください。それのええ結果を出してください。この項は終わります。 整理番号88番、歴史の丘公園ですか。これ、私、行きました。危ないです。勾配がきついです。これ、一言だけ言うてください。もしこの坂でこけてけがしたら、どこが責任とるんですか。一言でよろしいです。 ◎栗野秋光都市整備部長 公園の管理上の瑕疵とか、そこらも出てくると思いますけれども、一応そういう瑕疵とかがありましたら、市の責任になると思います。 ◆11番(藤森洋一議員) あれだけの勾配があったら、下からは上がってくるのにこけへんけれども、上からおりるのはこけますよ。それやったらそれなりに、例えば真ん中へもう一本柵を入れて、両手で上がっていく、両手でおりてくるような、そういうのをつくらんことには、私はどう見ても、あれ、雨の日なんかやったらなおさら危ないと思います。そやから、それもいろいろ危険なことがあると思いますので、そういうことも考えて今後やってください。 89番にいこうと思っていましたが、もう時間が来てしまいました。いろいろ聞きたかったんですが、またこれは直接聞かせていただきます。 それでは、私の個人質問を終わらせていただきます。 ○大坪教孝副議長 以上で藤森洋一議員の議案に対する質疑を終わります。 続いて、石橋實議員、登壇願います。     〔1番 石橋 實議員 登壇〕(拍手) ◆1番(石橋實議員) 1番議員の石橋實でございます。議長のお許しを得て、平成25年第1回定例会に提案された議案について個人質疑をさせていただきます。 また、寒い中、雨の中傍聴に来ていただいた皆様には、厚くお礼申し上げます。 さて、岡本市長が先般1月8日の年賀交礼会において、今期で市長を退任すると発表されました。私としては、まことに残念でございます。 岡本市長は、町工場でいえば倒産寸前の財政難の時期に社長に就任され、その卓越した経営手腕で、柏原市の市政運営に大きな英断で行財政改革をなされました。その功績には敬意を払うものであります。 しかしながら、唯一、岡本市長の夢でもあり、私も本会議でお願いいたしました風光明媚な柏原市の山と川を活用した大阪府下でも誇れる花火大会が岡本市長と一緒に実現できなかったことは、心残りであります。できるのであれば、この思いを新市長に引き継いでいただきますことをお願い申し上げまして、今議会も、町工場のおやじの視点で平成25年度の新年度予算について整理番号順に従い質疑をいたします。 まず、整理番号90、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、歳出のうち、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費の地域農政推進対策事業について。この事業は、従来の地域担い手育成総合支援協議会補助金から地域農政推進対策事業として新たに予算を組まれていますが、その違いと内容についてお伺いいたします。 次に、整理番号91、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費の有害鳥獣駆除対策事業につきましては、平成25年度予算におきまして、私が以前から本会議でお願いしておりましたこの対策事業の予算を増額していただきましたことを厚くお礼申し上げます。 この有害鳥獣駆除対策事業の予算の詳細につきましては、さきの質疑者の答弁で理解できましたが、平成24年12月までの駆除の実績と今後の新たな方策を考えておられるのかお聞きします。 続いて、整理番号92、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費 幼稚園預かり保育事業については、預かり保育指導員賃金272万8,000円の内訳と、この事業は公立幼稚園の園児数を確保するためにモデル事業として実施された事業でもありますが、平成24年度の実績と平成25年において入園希望園児数は確保できたのかお尋ねいたします。 次に、整理番号93、款9教育費 項4幼稚園費 目1幼稚園費、幼稚園運営についてでありますが、平成25年度の公立幼稚園の募集人員と入園希望者についてお尋ねいたします。 最後に、整理番号94、款9教育費 項5社会教育費 目2青少年対策費、青少年教育キャンプ場管理費については、平成24年の第1回定例会において、費用対効果についてお尋ねし、新たにキャンプ場のプログラムの充実を図り、より多くの方に利用していただけるように努力するとのことが、その結果についてお尋ねいたします。 以上が、私が通告しました第1回目の個人質疑であります。答弁者におかれましては、質疑の趣旨をご理解いただき、ご答弁くださいますことをお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。 ○大坪教孝副議長 石橋實議員の質疑に対し、答弁を求めます。     〔尾野晋一 経済環境部長 登壇〕 ◎尾野晋一経済環境部長 石橋實議員の議案に対する個人質疑のうち、私からは整理番号90及び91につきましてご答弁申し上げます。 初めに、整理番号90でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、歳出、款5農林水産業費 項1農業費 目3農業振興費、地域農政推進対策事業についてでございます。 地域農政推進対策事業は、新規就農者や担い手育成などを支援することにより農業振興を図っていく事業で、平成25年度当初予算に計上しております事業費は、主に青年就農給付金制度に係るものでございます。 この制度は、農業を始めて間もない就農者で原則として45歳未満の独立自営就農者であることなど、一定の用件を満たす農業従事者を対象に年間150万を就農後最長5年間給付するものでございます。なお、今回の予算に計上させていただいておりますのは、昨年既に認定を受けた就農者3名分を計上させていただいております。 なお、この費用は、国から府を通じて全額補助されることになっておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 次に、整理番号91でございます。 質疑要旨は、有害鳥獣駆除対策事業について、有害鳥獣の平成24年度の駆除実績と平成25年度の新たな取り組みについてお尋ねでございます。 本市におきましても、有害鳥獣であるイノシシ、カラス及びアライグマによるブドウなどの農産物への被害が発生していることから、その駆除に努めているところでございます。平成25年1月末における有害鳥獣の駆除実績は、イノシシ203頭、カラス264羽、アライグマ35頭となっております。なお、イノシシ及びカラスの駆除業務につきましては、大阪府猟友会柏原支部へ委託しております。 有害鳥獣による農作物被害が深刻化、広域化し、集中的かつ効果的な対策を早急に講じることが必要なことから、このたび国において緊急経済対策の一つとして、鳥獣被害防止対策事業補助金を柱とする鳥獣被害防止緊急捕獲等対策が示されております。本市としましては、新たな取り組みとして、この補助金の活用をも視野に入れながら、引き続き有害鳥獣駆除業務を継続し、効率的な駆除に努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔坂口郁夫 学校教育部長 登壇〕 ◎坂口郁夫学校教育部長 続きまして、私からは整理番号92、93の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号92でございます。質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、幼稚園預かり保育事業についてでございます。 少子化に伴う園児数の減少に対応し、園児数確保に向けての取り組みとして、平成24年度から堅下北幼稚園において預かり保育の拡大をモデル事業として実施してまいりました。平成24年4月から平成25年1月までの状況でございますが、142日間の実施で延べ702名の利用がありました。 実施に当たりましては、柏原市の広報に掲載したり、オアシス等関連施設でチラシを配布する等PRにも努めてまいりました。しかしながら、平成25年度の堅下北幼稚園の園児数は、4歳児が10名、5歳児が10名の合計20名と幼稚園での適正規模数を下回り、預かり保育の拡大実施が園児数獲得にはつながらなかったのではないかと考えております。 平成25年度も引き続き堅下北幼稚園での預かり保育の拡大をモデル実施し、効果検証を進めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号93でございます。質疑要旨は、項4幼稚園費 目1幼稚園費、幼稚園運営についてでございます。 平成25年度の公立幼稚園入園希望者数は、5歳児が156名、4歳児が125名、堅上幼稚園の3歳児10名の合計291名となっております。これは柏原市の公立幼稚園の定数770名の37.8%で、ここ5年間を見ましても一番低い数字となっております。特に柏原堅下地区の公立幼稚園のうち2園におきましては、いずれも柏原市立幼稚園の運営方針で定めている1学級の適正規模15人を下回っており、柏原市立幼稚園の今後の在り方基本方針の中で述べている5から10年後の見通しより、はるかに早いペースで就園数の減少が進行している現状であります。 このような状況に対応するため、教育委員会といたしましては、本年1月に柏原市幼児教育審議会を設置し、本市の公立幼稚園運営について諮問を行い、秋ごろには答申をいただく予定をしております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 私からは以上でございます。     〔岡本彰司 生涯学習部長 登壇〕 ◎岡本彰司生涯学習部長 続きまして、私からは整理番号94につきまして答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款9教育費 項5社会教育費 目2青少年対策費、青少年キャンプ場管理費についてお尋ねであります。 青少年キャンプ場につきましては、石橋議員より、平成24年第1回定例会におきましても、キャンプ場の活性化についてご質問いただいたところでございます。 平成24年度は、青少年キャンプ場の活性化に向けて、利用者拡大のためにプログラムを充実させ、市内小・中学校の行事に積極的に利用していただけるよう要請を行いました。さらには、野外活動を主とするNPO法人にもキャンプ場を利用した青少年の野外活動事業を行っていただきました。その結果、平成23年度の利用者は573名に対し、平成24年度の利用者は1,323名と、大幅に利用者が増加いたしたところでございます。 今後は、広報かしわらや市のホームページにより積極的にPRを行うとともに、子ども会を初めとする社会教育団体へも利用の要請を行うなど、利用者拡大に向けて、さらに努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○大坪教孝副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。石橋實議員、再質疑ありませんか。 ◆1番(石橋實議員) それでは、整理番号順に従い再質疑させていただきます。 まず、整理番号90、地域農政推進対策事業の内容についてはわかりましたが、この事業を推進するためには、青年就農者や自営就農者への自立のための支援が必要になると思います。 そこで、私が平成24年第2回定例会において農業振興について質問し、その際、市民への野菜づくりの講習会や農薬使用法の講習会の開催、また農作物の地産地消については、野菜の直売所の再開と空き店舗を利用した販売の設置をお聞きし、部長から、JA中河内への働きを行い、実現に向けて進めたいと答弁いただきましたが、どのように検討協議されたのか。また、25年度事業に反映されるのか、具体的にお答え願えますか。 ◎尾野晋一経済環境部長 まず、農薬の使用方法の講習会ということなんですけれども、具体的な講習会は開催しておりませんが、ただ市民農園等の利用者の方に際しまして、利用の際には、そのような農薬使用に関するパンフレット等を配布しまして、その取り扱いに対する注意喚起をさせていただいております。 それと、野菜の直売所の設置の件でございますが、昨年の定例会の際にご答弁申し上げました中に、貸し出しを希望する空き店舗の家主さんがおられて、販売所を探している農家さんがおられれば、そのような橋渡し的なことをやっていきたいというのを述べさせていただいております。 しかしながら、一つの例としまして、昨年、新規就農のブドウ農家さんが、府道沿い、いわゆる道路沿いに期間限定でブドウの販売所を設置されているという実績があるように、なかなか商店街の空き店舗を活用してということがされておらないというのが現実かな、またそういうような傾向があるかなと考えております。一方で、野菜など1年を通じて生産可能なものを販売するには、商店街の空き店舗の活用も望ましいのではないかとも考えております。 いずれにいたしましても、現在のところ、商店街の空き店舗を活用しての農作物の販売所の設置については進んでおらないのが現状でございます。 なお、JA大阪中河内農協さんにおきましては、ご存じの方もおられると思いますが、「畑のつづき」と呼ばれる農作物直売所の設置を順次進められております。柏原市において唯一設置されておらないんですが、JA独自の施設を使用して今後同様の農作物の直売所を設置すべく現在検討されているという情報を得ております。 以上、よろしくお願いいたします。 ◆1番(石橋實議員) ブドウの販売所は、幹線道路沿いの販売を望まれるという傾向がありますけれども、野菜の販売は、おおむね1年を通じてさまざまな野菜があるので、商店街の空き店舗が望ましい。さらには、JA大阪中河内では「畑のつづき」と呼ばれる直売所を検討されているというのを聞いておりますが、これらのことについて、実現に向けて生産者の方の意見を聞くとか、JA大阪中河内と協議されたのかどうか、市民の野菜づくり等の講習会開催について再度お尋ねします。 ◎尾野晋一経済環境部長 ご質問の件で、全てが可能かどうかというのは、これから検討させていただきたいと思うんですけれども、できることにつきましては、例えば市民への野菜づくり等の講習会等については、もし開催が可能とあれば、それに向けて手続を進めたいとも考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ◆1番(石橋實議員) 農業振興については、地場産業でもあるブドウ栽培の振興を中心に、休耕地対策事業やファミリー農園の整備など数多くの業務があります。担当課は少ない人員で大変だと思いますけれども、しかしサンヒル柏原にあります直売所に使用するための倉庫も今現在は使用されていないという現状を見ますと、もう少し計画性を持って継続した事業をよろしくお願いしたいと思います。 次に、整理番号91、有害鳥獣駆除対策につきましては、農作物への被害防止ということで、市民の被害防止も考え合わせて、有害鳥獣対策、よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、整理番号92、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費の幼稚園預かり保育事業については、思ったように園児の獲得にはつながらなかったとの答弁をいただきましたが、そもそも私は、公立幼稚園の園児獲得のための事業ならば、本来予算自体を項1教育総務費 目2事務局費に予算計上するのではなしに、項4幼稚園費 目1幼稚園費に組み入れて、幼稚園の事業として明確にするべきではないかと思います。 この事業の実施に当たって、幼稚園教諭の教育はやられているのかお尋ねします。 ◎坂口郁夫学校教育部長 預かり保育につきましては、各園に専門の指導員を配置して実施しているところでございますけれども、もちろん幼稚園で行っておりますので、幼稚園教諭もこの指導員に対しまして、指導であるとか、その運営にかかわっておるような状況でございます。 個々の子どもたちの状況をよく把握している幼稚園の教諭が指導にかかわることで、指導員に適切な助言ができたり、協力して活動することで、園児や保護者に対しまして、安心できる預かり保育になっているのではないかと考えております。 以上でございます。 ◆1番(石橋實議員) 幼稚園教諭が運営にかかわって指導員に適切な助言と協力をして活動するということで、園児や保護者にとって安心できる預かり保育となっているとのことですが、そのようにすばらしい保育ならば入園希望者の増につながると思います。今年度において、入園希望者の獲得のための事業でもあるこの幼稚園も十分説明して事業に取り組むこと、園児が減少しているならば、幼稚園の教諭だけでこの事業の実施も考えていただきますことを要望しておきます。 次に、整理番号93。平成25年度は、公立幼稚園の定数770名に対して、入園希望者数が291、37.8%という答弁をいただいておりますが、これを受けて、柏原市幼児教育審議会を設置し、公立幼稚園運営について諮問するとのことですが、町工場の受注率からいえば、これは既に倒産ということで、このことを解消するために公立幼稚園で3歳児も対象とした幼児教育はできないか、できないとすれば、どのような問題があるのかお尋ねします。 ◎坂口郁夫学校教育部長 少子化に伴いまして市内全体の幼児数が減少している現状でございますので、そのことを考えますと、現在ある幼稚園全て、つまり現行制度のままで3歳児保育を実施しても、直ちに幼児数の増加にはつながらないんではないかなと教育委員会のほうでは考えております。 実際、市内に私立の幼稚園がございまして、3歳児保育を実施しているわけなんですけれども、私立の幼稚園におきましても、3歳児保育の園児数は減っておりますし、全体の園児数も減っている状況だと聞いております。保護者のニーズが、今やはり幼稚園よりも保育所のほうに向いているのが実態かなと考えております。 仮に3歳児保育を実施するに当たりましては、1クラス当たり先生方、担任一人では、ちょっと安全に保育することができないということで、複数名の教員を配置しなければいけないということと、それとやはり安全に保育するためには、施設等の環境の整備も必要になってくるかなと考えております。 現在、財政面で非常に厳しい状況でございますので、現行の体制で3歳児保育というのは少し難しいかなと考えております。 以上でございます。 ◆1番(石橋實議員) 現状を考えて、3歳児の保育を実施しても、なかなか園児の増加につながらなかったという答弁をいただきました。 私は、今回の質疑は、公立幼稚園において3歳児保育を実施してほしいという市民の声を聞いて質疑しております。 柏原市幼児教育審議会に今後の柏原市立幼稚園運営を諮問するとのことですが、単純に考えて、平成25年度の幼稚園の予算が2億5,562万円、入園希望者が291名、その予算は園児1人につき87万8,400円余りです。私立の幼稚園の保育料、バス代等を入れても約3万円程度で、年間36万円ということで、公立幼稚園に入園を希望する園児数を掛けると約1億476万円。現在、私立の幼稚園へ通園している児童を入れても、十分予算内で対応できるのとちゃうかなという数字なんでございます。 公立幼稚園の統廃合や廃園を考えているのではありませんが、審議会において、審議の中に、公立幼稚園のことだけを考えるのではなく、福祉と教育を連携して現行の施設を有効利用した、公立幼稚園の施設では3歳児を、保育所では4歳児と5歳児の保育をするなど、過去の固定観念にとらわれない他市にないような柏原市の特色のあるような幼保一元化も考えていただくことをよろしくお願いしたいと思います。 最後に、整理番号94。青少年キャンプ場管理については、要望いたしましたように、いろいろと方策を考えていただき、利用者増となったことに対して厚くお礼申し上げたいと思います。 しかし、今後は、野外活動の場として、キャンプ場の利用に合わせた農作物の即売の活用、さらにはログハウスを利用した研究会場にするなど、今は青少年キャンプ場ですが、市民の財産でもあるキャンプ場を、条例の改正も視野に入れながら、さらなる検討をお願いしたいと思います。 最後、答弁。 ◎岡本彰司生涯学習部長 議員ご承知のとおり、このキャンプ場は青少年のための教育キャンプ場であるということでありますから、したがって、青少年の野外活動を基本に、自然の特有を生かし、ここでしか味わえない取り組みを現在行っておるところでございます。 しかし、現状の費用対効果を考えますと、議員今ご指摘がありました内容も含め、今後キャンプ場のあり方についても再度検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ◆1番(石橋實議員) 難しく考えずに、庁内各部とも連携して、キャンプ場のいろんな活用方法の検討をしていただき、規則だけで使いにくくするキャンプ場ではなく、市民が何度も利用したくなるようなキャンプ場となることをお願い申し上げまして、以上で私の平成25年第1回定例会における議案質疑を終わります。ありがとうございました。 ○大坪教孝副議長 以上で石橋實議員の議案に対する質疑を終わります。 最後に、山田辰義議員、登壇願います。     〔2番 山田辰義議員 登壇〕(拍手) ◆2番(山田辰義議員) こんにちは。これが最後でございます。もう少しのおつき合いをよろしくお願いします。 私は、平成25年第1回定例会におきまして、議長のお許しをいただき、初登壇の機会を与えていただきました2番議員の山田辰義でございます。 去る平成25年2月10日の柏原市議会議員補欠選挙におきまして、市民有権者の信託を得るべく、市議会議員候補として立候補いたしましたが、残念ながら市民の方々からの信託は不明のまま、市議会議員としての責務を負わせていただくこととなりました。まことに未熟な若輩者でありますが、36年間、市職員として直接市民の方々から拝聴した意見を糧として、議員活動に専心いたしたいと考えておりますので、議員の皆さん並びに市理事者、職員の皆様のご指導、ご教示をよろしくお願いします。 それでは、通告順に個人質疑をさせていただきます。 整理番号95、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、歳出、款3民生費 項1社会福祉費 目5老人福祉費、高齢者の生活・安全支援事業の緊急通報システム事業委託料について、その内容をお伺いします。 同じく96、款5農林水産業費 項1農業費 目1農業委員会費、農業委員会の活動について、どういった活動をしておられるかお伺いします。 整理番号97、議案第8号 平成25年度柏原市水道事業会計予算、収益的支出、款1事業費 項1営業費用 目1原水及び浄水費、大阪広域水道企業団の企業団水受水費について。平成24年に比べ受水費の予算額が約2,000万ほど減少している理由についてお伺いします。 整理番号98、議案第9号 市道の路線認定について、市道の認定基準について。議案説明によりますと、今回認定する路線数は、16路線で延長534メートル。そのうち13路線は、都市計画法第40条第1項及び第2項の規定により帰属されたもの、残り3路線は、位置指定道路などにより道路敷として寄附を受けたものと説明ありましたが、寄附・帰属に当たり、市道の路線認定基準についてお尋ねします。 以上、答弁のほどよろしくお願いします。 ○大坪教孝副議長 山田辰義議員の質疑に対し、答弁を求めます。     〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕 ◎植田眞功健康福祉部長 山田辰義議員の議案に対する個人質疑のうち、私からは整理番号95について答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、歳出、款3民生費 項1社会福祉費 目5老人福祉費、高齢者の生活安全支援事業の緊急通報システム事業委託料についてでございます。 高齢者の方は、高齢になればなるほど突然病気になるリスクや生活状態が変わられる可能性が高くなります。高齢者の方々が安心して生活を送るためには、ふだんからそれに備え、地域で見守り支え合う体制づくりが重要であると考えております。 そこで、ひとり暮らしの高齢者の方の安全確保として、緊急通報システム事業を実施しております。緊急通報システムは、大きな通報ボタンのある装置とペンダントを高齢者の方に貸与し、高齢者の方が体に不調を感じたとき、ボタンを押しますと、直ちに委託先であります大阪ガスセキュリティーサービス株式会社のコールセンターへとつながり、状況の確認を行うとともに、近くに住む親族や民生児童委員に対象者宅への訪問を依頼することとなっております。 緊急を要する場合には、消防署とも連携しており、緊急隊の出動を要請いたします。現在、約600人の方に装置を設置させていただいており、平成24年4月から平成25年1月までで1,190件の通報があり、そのうち37件につきましては、緊急隊の出動があったとの報告を受けております。 この事業は、ひとり暮らしの高齢者への見守り活動の一つとして非常に有効であると考えており、今後も継続してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔村井保一 行政委員会事務局長 登壇〕 ◎村井保一行政委員会事務局長 続きまして、私からは整理番号96についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第1号 平成25年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、款5農林水産業費 項1農業費 目1農業委員会費、農業委員会の活動についてお尋ねをいただいております。 農業委員会は、選挙により選出された委員15名、土地改良区、農業協同組合、農業共済組合の推薦により選任された委員3名及び市議会推薦により選任された委員4名の合計22名の委員で構成されております。 主な業務は、法令業務としまして、農地の権利移動についての許認可や農地転用の業務、遊休農地に関する措置を中心とした農地行政の執行を初め、農地に関する資金や税制、農業者年金などにかかわる業務を行っております。 次に、農業振興業務としまして、農地の利用調整を中心に地域農業の振興を図っていくための業務を行っております。さらに、地域内の農業及び農業者に関する全ての事項について意見を公表したり、行政庁に建議し、または行政庁の諮問に応じて答申をする業務を行っております。 委員会につきましては、毎月1回開催しております。また、毎年8月に、地場産業のブドウの振興を図るため、ブドウまつりを開催し、ブドウの即売を行っております。さらに、遊休農地対策としまして、農地の利用状況調査、いわゆる農地パトロールを毎年11月から12月にかけて実施し、必要に応じて耕作指導等を行っております。 委員会といたしましては、今後も法令業務の適正な執行と地域農業の振興、発展に寄与してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔奥田隆一 上下水道部長 登壇〕 ◎奥田隆一上下水道部長 続きまして、私からは整理番号97番についてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第8号 平成25年度柏原市水道事業会計予算、質疑要旨は、大阪広域水道企業団水受水費について、受水費の予算が平成24年度に比べ約2,000万円減少している理由についてでございます。 本市水道事業の給水収益につきましては、人口の減少や節水機器の普及、節水意識の向上により、平成18年度以降、年々減少を続けており、平成23年度におきましては、対前年度で約4,358万円の減収となり、平成24年度の決算見込みでも、このまま推移いたしますと約3,600万円の減収となる見込みでございます。平成25年度も引き続き使用水量の減少を見込んでおり、減少します水量は、企業団からの受水量を抑制し、安価な自己水で賄いまして、営業費用の抑制に取り組んでおります。 なお、企業団からの受水費の抑制状況でありますが、平成23年度におきましては、対前年度、水量で約37万5,000立米、金額で約2,717万円の削減、また平成24年度では、対前年度約27万立米、金額で約2,100万円の削減に努めております。 このような推移に基づきまして、平成25年度も約2,000万円の削減を行っておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。     〔栗野秋光 都市整備部長 登壇〕 ◎栗野秋光都市整備部長 続きまして、私からは整理番号98番につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は、議案第9号 市道の路線認定について、質疑要旨は、市道の認定基準についてでございます。 市道の認定基準でございますが、不特定多数の人及び一般車両の通行の用に供するもの、路面の排水処理ができる施設があり、その排水は公共の排水施設に流下されていること、敷地は市が権原を有していることなどのほか、道路構造令や柏原市開発指導要綱に基づくこととしております。 今回の認定路線につきましては、開発に伴うものでございます。計画段階から要綱等に基づき協議、指導し、竣工検査を行ったものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○大坪教孝副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。山田辰義議員、再質疑ありませんか。 ◆2番(山田辰義議員) それでは、整理番号順に再質問させていただきます。 まず、整理番号95。先ほどの答弁の中で、最後のほうで、高齢者への見守り活動の一つとして有効であるとありましたが、これと関連した取り組みで、ほかの自治体では、新聞販売店と連携し、高齢者の安否確認を行っているところもあるみたいなんですが、本市ではそういったことが可能でしょうか。また、今現在、既にどういった取り組みをされているでしょうか。よろしくお願いします。 ◎植田眞功健康福祉部長 まず、本市での現在のほかの取り組みでございますけれども、平成22年度から地域あんしん事業に積極的に取り組んでおります。民生児童委員と連携しながら、保健師、ケアマネジャー等の資格を持った見守り専門員が、定期的にひとり暮らしの高齢者の家庭を訪問し、生活実態を把握しながら、その方に必要な介護・福祉・医療などのサービスを案内させていただき、また、緊急時には、すぐ対応できますよう、システムの構築を進めております。 他方、地域では、老人クラブの皆様による友愛訪問、社会福祉協議会におきましても、民生児童委員と協力し、希望される75歳以上の見守りが必要なひとり暮らし高齢者のご自宅にヤクルトを配布しまして、安否確認を行う活動も実施しております。 今後も見守りが必要な高齢者の世帯がふえていくと予測されますことから、議員提案いただいております新聞配達員を活用した安心通報システムにつきましても、今後検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ◆2番(山田辰義議員) ありがとうございます。ほかにもいろいろ取り組みがありましたら、ぜひご検討していただくようご要望しておきます。 それでは、整理番号96、農業委員会の活動についてなんですが、農地パトロールを毎年行い、遊休土地に対する耕作指導等も行っているとのご答弁をいただいたんですが、市街化区域内の農地の中には、いわゆる生産緑地も含まれていると思うんですが、生産緑地についてはどのような指導をされておりますか。 ◎村井保一行政委員会事務局長 ご答弁申し上げます。 生産緑地につきましては、生産緑地地区の指定や買い取りに関する調整及び管理監督等は、都市計画課または産業振興課のほうが所管となっております。 したがいまして、生産緑地につきましては、農業委員会、都市計画課、産業振興課、これに課税課を加えまして、年に3回程度、情報交換会議等を行いまして、4課のほうで適正な指導等を連携しながら行っているところでございます。よろしくお願いいたします。 ◆2番(山田辰義議員) ありがとうございます。ぜひ各課連携しての管理指導、よろしくお願いします。 それから、整理番号97ですが、質問というよりも、本市水道事業におきましては、今後も収入の核である水道料金収入の減少が見込まれる中、受水費を初め経費の削減になお一層努めていただき、経営の健全化を図っていただきますよう要望いたします。 続けていいですか。 ○大坪教孝副議長 はい、どうぞ。 ◆2番(山田辰義議員) それでは、整理番号98なんですが、柏原市内で毎年、住宅開発が進み、これらの開発などにより築造された道路が市道認定を受け、市で管理をしていただいておりますが、現在、市道の認定延長はどれぐらいありますでしょうか。 また、今回も損害賠償の額の決定及び和解についてというのが報告されていますが、毎年市の管理する道路延長がだんだん増加していく中、道路の維持管理はどのようにされているのかお尋ねします。よろしくお願いします。 ◎栗野秋光都市整備部長 まず、市道の認定延長ですけれども、約200キロメートルでございます。それと、農道・里道を含んだ管理総延長といたしまして約350キロメートルございます。 次に、維持管理についてでございますが、道路破損箇所等の早期発見のため、嘱託職員による道路パトロールを実施しております。また、市内の隅々まで循環している柏原郵便局や近鉄タクシーと道路破損箇所等の情報提供に関する協定を締結して、速やかな安全措置を実施することとしております。今後も安全・安心のために、より一層道路パトロール等を強化して、早期発見・早期対策に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ◆2番(山田辰義議員) ありがとうございます。 道路は、日々疲労し、劣化し、損傷が発生していくものであります。利用者の安全確保のためには、日常の監視や維持管理が欠かせないと考えております。 一方で、国、地方公共団体の厳しい財政状況の中では、コスト削減を図りながら、効率的・経済的に維持管理を実施していく必要があるとも考えております。 本市におかれましても、引き続き維持管理に関するデータ収集・分析を行い、的確な維持管理水準について検討を進めるとともに、コスト削減等のさまざまな工夫、取り組みや、利用者の参画による道路管理としての清掃・除草等の日常管理業務に地域住民が参画するなど、市民協働による管理を推し進めていただきますよう要望しておきますので、よろしくお願い申し上げます。 大変時間が残りましたが、これぐらいで。以上をもちまして、平成25年第1回定例会における議案に対する個人質疑を終わります。どうもありがとうございました。 ○大坪教孝副議長 以上で山田辰義議員の議案に対する質疑を終わります。 他に通告の申し出はありませんので、これで議案質疑を終結いたします。     〔乾議長 大坪副議長にかわり議長席に着く〕 ○乾一議長 お諮りします。報告第1号並びに議案第10号から議案第13号、議案第15号、議案第17号、議案第18号及び議案第21号の9件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって本9件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。 これより本9件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」の声起こる〕 ○乾一議長 討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結いたします。 直ちに採決いたします。 お諮りします。報告第1号 専決処分報告については、原案どおり承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって報告第1号は原案どおり承認されました。 お諮りします。議案第10号 平成25年度柏原市水道事業会計資本剰余金の処分については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第10号は原案どおり可決されました。 次に、議案第11号 嘱託員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第12号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第13号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について、議案第15号 柏原市道路占用料条例の一部改正についての4件については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第11号、議案第12号、議案第13号及び議案第15号の4件は原案どおり可決されました。 続いて、お諮りします。議案第17号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)、議案第18号 平成24年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)及び議案第21号 平成24年度柏原市水道事業会計補正予算(第1号)の3件については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第17号、議案第18号及び議案第21号の3件については原案どおり可決されました。 なお、報告第2号 専決処分報告については、地方自治法第180条第2項の規定による報告のみで議決対象ではございません。 次に、議案第1号から議案第9号並びに議案第14号、議案第16号、議案第19号及び議案第20号の13件につきましては、会議規則第36条第1項の規定により、お手元に配付しております議案等付託表のとおり、それぞれの所管委員会に付託をいたします。-----------------------------------
    ○乾一議長 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。あすより7日まで休会とし、8日金曜日に本会議を再開いたしますので、当日は午前10時までにご参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後6時17分...